PLAN_NEXT報告書
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25Method 1信大改革を実現するための戦略的な予算確保及び編成方針の策定と実施本学の強み・特色を最大限に活かした大学改革・機能強化を着実に実施するため、第3期中期目標期間の財務戦略に基づき、次期目標期間を見据えた予算の確保を目指します。学長のリーダーシップのもと、国の動向を注視しつつ、施策等を踏まえながら、各部局の決算分析に基づき、各々の実情に即した実効性のある予算編成方針を策定し、配分を実施します。(関連中期計画:16-2)第3期中期目標期間の財務戦略に基づき、毎年各々の経費の在り方の検討、見直しを実施し、各部局の決算データ分析を考慮したうえで、「機能強化経費」、「学長裁量経費(戦略的経費)」、「成果を中心とする実績状況に基づく配分」、「コロナ感染症対応経費」の実効性のある予算編成方針を策定し、配分を実施しました。また国の動向を注視し、「学外への見える化」として、財務諸表における学部ごとのセグメント情報開示を実施しました。自己評価 A【財務に関する目標】教育と研究のバランスの取れた大学経営のための戦略的な財務運営と財務基盤の強化充実各部局の決算データ分析より得られた各経費の財務指標を用いて、戦略的な予算編成・配分に活かしています。Method 1 財務指標(レーダーチャート) 厳しい財政状況の中、本学が持つ強み・特色を最大限に活かし、教育・研究活動を軸に社会発展への寄与を着実に進めていくため、毎期戦略的な予算運営を実施するとともに財政基盤の強化・充実に資する諸施策、財務データの分析、開示に取り組みました。また、キャンパスマスタープランに沿って耐震対策、バリアフリー対策、省エネ性能設備への更新などを計画的に行い、安全で環境に配慮した持続可能なキャンパス形成に向け教育・研究環境の充実を図りました。この間、様々な環境マネジメントシステム活動を展開、広く社会に発信し、SDGsを意識した環境マインドの醸成に努めました。小宮山 啓太郎KOMIYAMA Keitaro財務/環境施設担当理事Method 2戦略的かつ持続的な大学運営を支援する財務基盤の強化厳しい財政状況の中、今後も戦略的かつ持続的に教育・研究業務を遂行するため、経費節減・コスト削減を推進するとともに、さらなる自己収入の増加を図るための資産運用の充実と資産活用の新たな取組を検討・実施します。(関連中期計画:21-1、22-1)飲料自動販売機設置において、企画公募を実施し、販売手数料徴収等有利な条件で契約が結べたため約4,160万円の増収、不動産一時貸付の時間外・休日利用料金(割増料金)の導入による約2,990万円の増収、コンビニエンスストア誘致による地代収入約1,130万円の増収、職員宿舎跡地の職員駐車場転用による約560万円の経費(借上料)削減により当該期間中に総額8,840万円の増益となりました。年額換算では、約1,631万円の増益です。資金運用範囲を拡大する文部科学大臣の認定を取ったことにより、ルール・体制を新たにし、資金運用を充実させました。自己評価 S

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