PLAN_NEXT報告書
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17 「研究力強化」、「新たな研究領域の創出」及び「エンゲージメント機能の強化」という観点から、8つのMethodを立て、その実現を目指して取り組んできました。コロナ禍によって、一時的には停滞した時期もありましたが、デジタルトランスフォーメーションの波にも乗り、研究力の維持強化については当初目標を達成することができました。2019年11月1日、長野県との連携室を県庁に、2020年12月17日には学術研究・産学官連携推進機構の中にユニバーシティ・エンゲージメント室を設置しました。また、COC+後継事業である「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」とCOI-NEXTと称される「共創の場形成支援プログラム(共創分野・育成型)」に採択されたことは特筆すべき事項です。中村 宗一郎NAKAMURA Souichiro研究/産学官・社会連携担当理事副学長第3期中期計画の達成指標(KPI)として、国際共著論⽂の割合(37%)及び、Top10%論⽂割合(10%)の2つを掲げていました。2020年度の実績値(本冊子作成時点)では前者が34.1%、後者が8.6%となっていますが、第3期を通じて当初に掲げた目標をおおむね達成することができました。また、特別招へい教授制度等により、質の高い学術論文を継続的に生み出しました。さらに、ライジングスター制度により、優れた若手研究者の育成システムが確⽴しており、これまでに10名のライジングスター教員が誕生しました。うち6名は教授に昇進しており、若手研究者のモチベーションの維持向上に寄与しました。自己評価 S【研究に関する目標】研究力のワンランクアップMethod 1ハイクオリティな学術情報の発信研究IRを前に進め、研究力のワンランクアップに資する支援策を講じます。学術論文の総数だけでなく被引用回数を指標にしたTop10%論文などクオリティの面でも評価の高い論文が数多く発表されるような環境をつくります。(関連中期計画:8-1、8-2)➡【関連Method:武田Method1(P13)】2020年4月に新たに3名のRS教員が誕生しました。Method 1 ライジングスター(RS)教員

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