2021_信州大学環境報告書
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■ 家庭栽培に挑戦!毎年行っている畑の活動の代わりに、委員会メンバーの家で家庭栽培に挑戦しました。ローズマリーやハーブ、トマト、大葉などの植物を育てました。■ 千曲川水質調査身近な水環境の全国一斉調査に今年も参加しました。国土交通省では、平成16年から毎年、世界環境デー(6月5日)を中心に、「身近な水環境の全国一斉調査」を行っています。これは地域の団体などが各々河川の水質を調査し、結果を地図にマッピングするというものです。私たち繊維学部では千曲川で6月17日に例年通り行いました。繊維学部環境学生委員会の中では、流行感染症渦中初めてとなる課外活動となりました。委員会メンバー各々が考え、今では当たり前となっているソーシャルディスタンスやアルコールでの手指消毒など万全の感染症対策を整えることができたため安全に、安心して行うことができました。水質結果は良好で千曲川が綺麗であることを確認できました。また。測定終了後は付近のゴミ拾いも行いました。■ 環境図書フェア2020を開催しました 1月18日から3月末日まで「環境図書フェア2020 ~SDGs これからの10年 ポストコロナ ニューノーマル~」を行いました。環境図書フェアとは繊維学部図書館共催で毎年行っているイベントで、その年のテーマに沿った環境図書を紹介し、イベント参加者にも本を読んでもらいテーマについて一緒に考えてもらうというものです。今回は新型コロナウイルスについてどう向き合っていくか、新しい生活様式について考えました。感染症の影響によりイベントの開催形態についても考えさせられ、人との接触を避けるためTwitter中心での活動となりました。委員会ではTwitterをメインにした活動を行った経験がなく、どのようにしたら多くの人に見てもらえるかを考えさせられ苦労しました。それでもTweetに対し「いいね」などで反応してもらえることで活動を続ける励みになりました。この活動での経験を生かして今年度よりTwitterでの活動を大きくしていくとともに、新たな活動をしていけたらと思っています。伊那キャンパス上田キャンパス■ アカマツのテーブル制作2020年12月から2021年3月にかけて、木製のテーブルを制作しました。使用した木材は、上伊那郡飯島町の製材所からいただいた立派なアカマツです。技術職員の方にご指導いただきながら、製材、加工、仕上げの全工程を環境学生委員でこなしました。こだわったのは、アカマツの木目や形を綺麗に残すこと。木そのままの様子を感じられるように、しっかりと磨いたのちに、表面をコーティング。節もあえて落とさず、透明なレジンで蓋をしました。地域の材を使うという、農学部らしい活動ができました。完成したテーブルは農学部図書館に設置させていただき、今後、環境関連の企画に使っていこうと思います。13

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