統合報告書2021
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ビジョンと経営戦略活動実績ガバナンス人と地域の資産財務情報Integrated Report 2021 Shinshu University男女共同参画社会の実現のため、「男女共同参画推進センター」を設置し、女性教職員の在職比率の向上や、女性が活躍できる雇用環境の整備を行っています。また、女性の活躍推進に係る意識啓発を目的とした研修等や、キャリア形成において、ワークとライフの両立を実現するために必要な知識やスキルの習得等を目的とした研修を実施しています。教員における女性比率(%)20181614121086420国立大学平均信州大学14.714.714.114.113.013.012.712.713.613.613.613.611.711.712.012.012.612.610.910.9201020112012201320142015201620172018201920202021(年度)信州大学の学部生における女子学生の割合は約34%を占めています。工学部では、2018年に学生寮を一部改修し、新たに女子寮を設置するなど、多様な学生の入学を後押しする取組を実施しています。また、すべての学生と教職員がその能力と個性を十分に発揮することができる学内環境を整備するため、LGBT等ガイドライン(仮)策定に向けたアンケートを実施しています。アクセシビリティ・マップは、信州大学の学生・教職員をはじめとしたすべての利用者が、障害の有無に関係なく、目的地に効率的にたどり着くために必要な情報を示したマップです。学生と教職員が協働して作成しました。学長オフィスアワーで、マップ作成に携わった学生が制作状況と学内のバリアについて学長に直接お話しし、その後該当箇所の改修が実現しました。信州大学における女性教員比率は、16.6%となっています(2021年5月1日現在(助手除く))。本学が本格的に男女共同参画推進活動(女性研究者研究活動支援事業)に取り組み始めた2011年度より増加していますが、まだまだ低いのが現状です。今後、女性教員増加のための施策等をさらに強化していかなければなりません。(出典:国立大学協会「国立大学における男女共同参画推進の実施に関する追跡調査報告書」)※2021年度の国立大学の平均は、まだ公表されていません。(対前年度比-2.2%)(対前年度比+1.5%)(対前年度比-2.2%)20.0%総数10名のうち女性2名11.2%女性14名19.5%総数82名のうち女性16名総数125名のうち(2020年度実績)ACHIEVEMENT33男女共同参画社会実現に向けた独自の取組すべての学生と教職員が利用しやすいバリアフリーな学内環境の整備数字で見る信州大学の男女共同参画 (2021年5月1日現在)15.815.816.216.216.716.717.117.117.717.715.415.416.916.916.816.817.117.115.415.416.616.616.616.614.714.7役員における女性比率管理職における女性比率教員の採用における女性比率信州大学らしいダイバーシティの推進松本キャンパスアクセシビリティ・マップ作成ガバナンス多様な働き方ダイバーシティ男女共同参画・ダイバーシティの推進大学が率先しロールモデルを提示しながら女性登用を積極的に推進、またダイバーシティの実現のための各種取組を行っています。03

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