2021-2022_教育学部研究紹介
19/48

17数学教育コース 学校教育における算数・数学の教員として、数学に関する専門的な知識はもちろんのこと、教材や指導法などについても様々な創意工夫が必要になります。算数・数学科の教育内容をより深く学んだり、教育内容の背景にある学問的な数学を学んだり、算数・数学の学習指導に関する専門的な知見と力量を高めたりしながら、未来の主役である子どもたちのための算数・数学教育とは何か、子どもたちの学びをよりよい方向へと導くにはどうしたらよいか、体験的に学びながら考えます。教授宮みや﨑ざき 樹みき夫お【研究分野】教科教育学、科学教育学【研究テーマ】数学教育における証明/教科教育学における非認知的スキル【教育】学 部:算数科指導法基礎、数学教育教材論、数学教育評価論他大学院:数学教育総論、数学科授業研究他【研究】数学教育における証明に関する研究カリキュラム開発/指導法開発/学習用コンテンツ開発非認知的スキルに関する研究教科教育に固有な非認知的スキルの解明/評価法の開発と活用教授茅ち野の 公きみ穗ほ【研究分野】教科教育学、科学教育【研究テーマ】学校数学における証明/3次元動的幾何環境下での図形教育カリキュラムと学習 教育実践上の課題にこたえるために、小学校算数科及び中学校・高等学校数学科の学習指導のために必要な知見を創案します。子どもたちにどんな学びが必要か、そのために子どもたちにどんな内容が必要か、それらを子どもたちはどう学ぶのか、学びをどう評価するか、指導をどう評価するか、について考えます。不易と流行という視点から、時代にあわせて数学教育用ソフトウェア等ICTを活用した学びの環境をデザインすることも行います。数学教育コース准教授昆こん 万ま佑ゆ子こ【研究分野】幾何学【研究テーマ】部分多様体論,eラーニング教材開発 幾何学は、平面図形や立体図形等の身の回りの図形の性質を調べるだけではなく、より抽象的な対象を様々な手法・観点で研究していく、内容豊富な分野です。“多様体の中にある多様体”の曲がり方を主に研究しています。最近は、大学の幾何学系専門科目の講義で使用するeラーニング教材開発も行っています。論文:「Ricci tensor of real hypersurfaces」/「Non-Hopf hypersurfaces in 2-dimen-sional complex space forms」/「3-dimensional real hypersurfaces and Ricci operator」/「A characterization of pseudo-Einstein real hypersurfaces of a complex space form」ほか

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る