経法学部研究紹介_2020_2021_プレス品質
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25社会基盤研究所概 要組織・体制 社会基盤研究所は、信州大学の先鋭領域融合研究群の最も新しい研究組織です。経法学部からも多くの研究者が参画しています。法学、経済学のみならず、医学、数学、統計学、感性工学、言語学、心理学、農学、建築学などの研究者が多く集結しています。 地域の課題は、一つの分野だけで解決できることはほとんどありません。社会基盤研究所では、これらの多様な分野の研究者が力を合わせて、地域課題の解決に向けて様々な取り組みをしています。その成果の一部は、信州大学の教育にも活かされています。 社会基盤研究所は、特定の研究テーマを深めるのではなく、異なる分野、視点から実際の地域の課題や可能性について、複合的に取り組むチームです。キックオフシンポジウムでは、わかりやすさで有名な池上彰氏に事前の打ち合わせなしで、「知能格闘技」に挑み、学際的な専門家集団として、多様な要望や疑問に対して専門的かつ複合的なソリューションを提示する新しいディベートにトライしました。 実際の社会とアカデミックな専門分野間での双方向のやり取りを通じて研究、提案することが本研究所の強みです。 2021年からこれらの融合研究の成果を生かして、全学部の学生を対象に、ライフクリエイター人材を養成するコースを立ち上げました。ライフクリエイターとは、組織や情報に左右されずに、自らの人生を創造できる人材のことです。 社会基盤研究所は、法制企画部門、データサイエンス部門、地域デザイン部門、地域医療部門、AI・ロボティクス部門の5部門があります。これらの各部門が連携して、地域の課題の解決を目指しています。 また軽井沢町をベースに、東京大学の先端科学技術研究センターと連携協定を締結して、より高度な研究を推進しています。【社会基盤研究所の強み】研究のスタンス

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