人文学部研究紹介2021-2022
54/68

COLLEGE LIFE │人文学部1年生1年│高市夕理乃「人文科学通論」でコースの特色を知りゆっくり学びたいことを吟味してみてください。 信州大学人文学部は、さまざまなコースがあります。そこに魅力を感じて、私はこの大学に進学しました。私自身、将来やりたいことやこれから学びたいことがまだはっきりしておらず、現在は模索中です。もちろん、すでに学びたい分野を決めて入学する人もいるため、不安に思うこともあります。しかし、「人文科学通論」という講義によって一年次にさまざなコースの特色を知る機会が設けられています。そのため、自分が何に興味を持ち、何を学びたいのかをじっくり考えることができます。 また、人文学部は初修外国語が必修となっていて、私はドイツ語を選択しました。自分にとって未知な世界であり、改めて言語や文化について向き合う良い機会となっています。 さらに1年生の間は学部に関係なくさまざまな分野の講義を履修することができます。「多文化融合論」、「映画史」など興味のある講義を自分で選択して時間割を組んでいくため、高校の生活リズムとはかなり違い、自主性が非常に重要です。一人で行動する時間が増え、最初のほうは寂しさや不安が募りますが、さまざまな人と出会い、交流するため一日一日が濃く、充実しているように感じます。 もちろん、人文学部の専門的な講義を受けることもできます。私は「英語文学概論Ⅱ」や「社会心理学概論Ⅰ」を進級する際に分かれるコースの参考として履修しています。大学らしい専門的な知識や問題について取り扱っていて、非常に面白いです。 どの講義にも、レポートなどといった提出物やプレゼンテーションの準備などがあるため、時間に追われることもあります。ですが、さまざまな出会いによって可能性が広がり、大きな成長をもたらしてくれるような予感がしています。月1時限2時限3時限4時限5時限火水木金学術リテラシードイツ語初級(読解・会話)クリティカル・リーディングⅠ社会心理学概論映画史人文科学通論Ⅰ健康と科学・理論と実践英語文学概論Ⅱドイツ語初級(文法)翻訳を通して言葉と文化を考えるゼミ建築史アカデミック・イングリッシュⅠ新入生ゼミナール人生100年時代のライフデザイン多文化融合論52

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る