教授│渡邉匡一[日本中世文学・宗教文化]14~16 世紀を主な研究対象にしている。寺社資料を用いて、地域における信仰や、日本における「知の体系」の把握を模索している。また、沖縄と日本の文化交渉の歴史を追い、「地域」の問題を探っている。准教授│速水香織[日本近世文学]17~18世紀に発展した出版文化と、それを基盤として成立した諸作品及び作者を研究対象にしている。出版書肆の活動のなかに作品を位置付け、作品創出・刊行の文化史的な意味を明らかにしようとしている。日本文学教授│山田健三[日本語史]日本語の歴史的研究。文献のみならず、方言も視野に入れ、言語変化一般に広く関心を持っているが、近年は特に辞書生活史、文法史、書記史についての研究を行っている。准教授│坂口和寛[日本語教育学]日本語教師とその養成に関する研究を行っている。特に、日本語教師に必要な日本語分析技術と指導技術の特徴を探り、トレーニングを通じて教師の日本語能力向上に役立てることを目指している。日本語学日本語教育学日本言語文化コース教授│伊藤 盡[英語学・中世英語英文学]中世初期イングランドにおいて英語話者と北欧語話者の間に見られた言語の融合過程を研究する。言語文化としての北欧神話や中世英雄叙事詩の文献学的研究、『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフ語研究も行っている。助教│趙 泰昊[中世英文学・中世英語学]中世後期イングランドにおける「異教徒」としてのイスラーム文化圏との文化接触や異文化認識、中英語ロマンス文学における文化接触に関わる言語的表現について研究している。中世後期イングランドに残された写本の古書体学(palaeography)も修得している。教授│飯岡詩朗[英米映画研究]1930~50年代のハリウッド映画を中心に、アメリカ映画を人種・エスニシティ・ジェンダーなどとの関わりのなかで研究。またひろく映像・視覚に関わる文化研究、メディア・リテラシーにも関心を向けている。英語学教授│杉野健太郎[英語文学・文化]フィッツジェラルド、ヘミングウェイなどの20 世紀アメリカ小説や映画を中心に研究しており、また、批評理論ならびに英米文学・文化と英語の教育法にも関心を持っている。英米文学英米言語文化コース48
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