人文学部研究紹介2021-2022
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教授│水原俊博[消費社会・文化研究]現代の多様な消費分野(ファッション、美容、情報、食観光など) における「マクドナルド化」「ディズニー化」「(ポスト・) ポストモダン」「地産地消」「地域ブランド」といった趨勢、傾向に対して、社会学、メディア論、記号論。人類学などの視点から関心を寄せている。教授│菊池 聡[認知情報学]人はなぜ不思議な出来事や科学的に怪しい主張を信じ込んでしまうのだろうか。その認知心理学的メカニズムを手がかりとして、実践的なクリティカルシンキング(批判的思考) の態度と技術について研究している。助教│前田 豊[階層意識論・数理社会学]社会における人々の意識や態度の形成過程に注目し、所得などの経済的資源や学歴・職業などの社会的資源と意識・態度がどのように関わっているのか、について、主に社会調査データの統計解析および数理モデルの解析から実証・理論的にアプローチしている。准教授│佐藤広英[情報コミュニケーション学]情報メディア(インターネット、テレビ、ゲーム、広告など)を媒介としたコミュニケーションの特徴や影響過程について、社会心理学的アプローチから研究を行っている。近年は、インターネット上におけるプライバシーの問題、ストレスが認知能力に与える影響を主な研究課題としている。文化情報論准教授│茅野恒秀[環境社会学・サステイナビリティ学]社会学に立脚して、環境問題を中心とする社会問題の解明と解決過程に関する実証研究を行っている。とりわけ、地域に存する自然資源や文化資源を持続的に保全管理するためのマネジメント手法や、関係者の協働の形式に着目した「地域資源管理の社会技術」の体系化に取り組んでいる。社会学文化情報論・社会学コース45

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