農学部案内2021-2022
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農学部の国際的な取り組みEnglish Salon海外農学実習海外インターンシップサマースクール研究留学勇気を出して飛び出してみよう!大学間交換留学アメリカ/カリフォルニア州立大学チコ校(2020年1月14日~2020年12月21日)交換留学週に一度、お昼ご飯を食べながら、学生同士で英語を使ってコミュニケーションを楽しむ場です。英語に自信がある人もない人も大歓迎!まずは聞くだけ、日本語で参加もOKです。留学生が月に1回、母国を紹介してくれるGlobal Salonもあります!約2週間現地に滞在し、海外の協定大学における先進的な研究・社会連携の取り組みや、開発途上国における農業・農村フィールドでの研究について、体験しながら学びます。海外の食品関連企業や農場に2週間程度滞在し、製造管理や販売などの業務の現場を体験しながら、海外で起業しビジネスを成功させる秘訣や異文化での商習慣・職業観の違いなども学びます。海外の協定校が実施する約2週間の研修・国際交流プログラムに参加します。協定校や他国からの参加学生とともに、海外の食品・農業・畜産分野について、講義や実習、地域の食品産業や農場の視察を通して学びます。海外の大学の研究室に滞在し、1か月~半年間、実験や調査を行います。海外の研究者と共同研究を行っている研究室に所属する学部、修士課程、博士課程の学生が対象で、共同研究者や現地学生とともに研究活動を行います。学術交流協定を結ぶ欧米・オセアニア・アジアの大学に、6か月間~1年間留学するプログラムです。協定校の授業を1学期/2学期間フルに受講し単位修得を目指します。本学を休学せずに留学ができ、協定校での授業料は発生しません。 留学先はチコのダウンタウンの中にあり、農学部生には魅力的な自然があふれる美しいキャンパスが特徴です。語学学校もキャンパス内にあり、様々な国から留学生が集まっているので多様性に富んだ環境で学習することができます。ESLセンターや留学アドバイザー、現地学生とのパートナーシップ活動など、留学生の支援制度も充実しているため、安心して留学生活を送ることができました。 留学開始直後は英語を聞き取るのが難しく、特にディスカッションで自分の意見を上手く伝えられずに苦労しました。そこで、ESLセンターを積極的に利用し、週に数回プレゼンテーションの練習を見てもらったりしました。その結果、2学期目には授業内容をほぼ全て理解できるようになり、自信を持ってディスカッションにも参加できるようになりました。 留学の成果として、第一に自信が付いたと思います。留学前は自分に自信が無くネガティブに考えてしまうこともありましたが、ホストファミリーや友達が私の良いところをたくさん見つけ、褒めてくれたことで自分の長所に気づくことができました。また、第二言語である英語でディスカッションやプレゼンテーションをこなしたことで、挑戦することが怖くなくなりました。第二に、多様な価値観や文化を持った人と関わることで考え方の幅が広がったと思います。日本では当たり前のことがアメリカでは当たり前ではなかったり、日本文化とアメリカ文化それぞれの短所や長所を知ったことで、より広い視野から物事を考えられるようになりました。 留学に興味はあっても、一歩を踏み出す勇気が無い人は多いと思いますし、私もそうでした。しかし、一歩踏み出してみたことで、今後の人生の糧になるような良い経験をたくさんすることができました。日本以外の国で暮らすことは簡単ではないし、精神的に辛いこともたくさんあるかもしれません。それでも、きっと支えになってくれる人がいると思うので、自分がやってみたいことに積極的に挑戦して欲しいです。植物資源科学コース4年熊埜御堂 由依さん(出身地/千葉県)アメリカ合衆国留学体験記●22

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