NOW125web
18/20

17 文部科学省の公募事業に本学の申請した事業が採択されました。令和2年度「知識集約型社会を支える人材育成事業」メニューⅠ.文理横断・学修の幅を広げる教育プログラム事業名:全学横断特別教育プログラム「ライフクリエイター人材養成コース」補助事業期間:2020年度から2024年度この事業は、Society5.0時代等に向け、全学横断的な改善の循環を生み出すシステム(全学的な教学マネジメントの確立、管理運営体制の強化や社会とのインタラクションの強化等)の学内における形成を実現しつつ、今後の社会や学術の新たな変化や展開に対して柔軟に対応しうる能力を有する幅広い教養と深い専門性を両立した人材を育成することを目的としています。本事業で育成を目指すライフクリエイターとは、各専門分野に軸足を置きながら、データサイエンスを駆使してあらゆる課題を創造的に解決できるAI人材のことを言います。本学では、学部横断型のプログラムにおいて他分野の教員が協働しながらこれらの人材育成を行っていきます。文部科学省公募事業「知識集約型社会を支える人材育成事業」採択2020年12月17・18の両日、タンザニア連合共和国駐箚日本国特命全権大使の後藤真一氏が来訪し、信州大学長等を表敬訪問しました。まず12月17日に濱田州博学長、田中清グローバル化推進センター長を表敬訪問し、提携先のさくら女子中学校の卒業生が外科医を目指していたことを踏まえ、本学へのタンザニアからの研修生・留学生の受け入れについても積極的な意見交換がありました。また、山沖義和経法学部長を表敬訪問し、トビタテ!留学Japanでタンザニア等にインターンシップ留学した学生とも面談しました。18日には天野良彦工学部長を表敬訪問した後、アクア・イノベーション拠点(COI)の水環境改善プロジェクトを統括する吉谷純一教授の案内で研究内容を視察しました。タンザニアで深刻化する地下水のフッ素汚染問題の解決に取り組むサブ研究リーダーの手嶋勝弥教授は、フッ素を選択的に吸着する高性能な無機結晶材料「信大クリスタル」を封入したティーバッグ型の浄水器を紹介。また、機構戦略支援統括の田中厚志教授より、COIが開発したカーボンナノチューブを用いた海水淡水化膜などを用いた、世界の様々な水問題解決への取り組みについて説明しました。後藤大使は熱心に耳を傾けられ、今後もタンザニアの水問題の早期解決に向けて協力し合うことを確認しました。後藤真一・タンザニア連合共和国駐箚日本国特命全権大使による信州大学長等への表敬訪問及び経法学部・工学部への来訪後藤在タンザニア大使(左)と濱田学長アクア・イノベーション拠点の視察の様子信州大学公式WEBサイトでご覧になれます。信州大学公式WEBサイトでご覧になれます。

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る