2020年4月1日、信州大学ライジングスター(Rising Star)教員の認定書交付式を行い、先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所太子敏則准教授、同バイオメディカル研究所 植村健准教授、同山岳科学研究拠点 山田明義准教授の3名を認定しました。太子准教授は結晶成長、植村准教授は神経科学、山田准教授はきのこの生態と栽培技術の分野を専門に研究しており、論文実績、外部研究費の獲得実績などが評価され今回の認定に至りました。ライジングスター制度は、特に優れた若手研究者を真の星(スーパースター研究者)にすべく、研究環境の確保とともに、各ライジングスター教員間のクロスブリードを推進させ、新学術領域創成とコア技術育成のタレントイノベーションを戦略的に進める制度で、2015年度に導入されました。今回の3名を加え、通算10名の研究者をライジングスター教員に認定しています。152020年3月25日、2019年度「第2期信州100年企業創出プログラム」の最終報告会を、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染防止・拡大抑制への対応策として、「オンライン・フォーラム」形式で開催しました。報告会は、ホスト側の運営事務局2名と修了証をお渡しする1名のリサーチフェロー(客員研究員)以外は、本事業の参画企業、リサーチフェロー(客員研究員)、本事業に興味をお持ちの方々、メディア、いずれの方もオンラインで参加しました。リサーチ・フェロー5名からは、各受け入れ企業の状況、業界を中心に未来シナリオを検討し、それに向けて実施したファースト・アクションについて報告が行われました。現在主流であるプラスチックから新しい材料に変化する未来、モビリティなどの概念が変わる社会に対して、どのように地域の強みを活かして、各企業が対応していくのか。プレゼンに対して質疑やチャットを通じたコメントなどが得られました。最後に、修了証授与式が行われましたが、今期は、代表者の方のみでの実施となりました。5名のリサーチ・フェローは、次年度以降も8割の方々が、各企業と継続的な関係性を持ちながら次への挑戦に向かう予定です。本プログラムの第3期は、さらに精度を高めて実施していく予定ですので、関心のある方は下記までお問合せください。2019年度「信州100年企業創出プロジェクト/プログラム」オンライン・フォーラム(最終報告会)を開催信州大学ライジングスター教員に新たに3名の研究者を認定(写真左から)濱田学長、太子准教授、植村准教授、山田准教授、中村理事(研究、産学官・社会連携担当)中村宗一郎理事・副学長による開会挨拶ホスト会場(左)とオンライン配信・参加者(右)の様子
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