環境報告書2020
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各キャンパスの環境学生委員会活動について特 集伊那キャンパス■ キャンドルナイト2019 を開催しました7月6日(土)の夕方から夜にかけて、農学部環境学生委員会主催イベント「キャンドルナイト2019」を伊那キャンパス生協前広場で開催しました。昨年は、台風により中止となり、今年度も長く続く梅雨で雨が心配されましたが無事開催することができました。この8回目となる本イベントは、夕方の涼しい時間に行うことで冷房に頼らず、光は炎から得る環境に配慮したものとなっております。当日は、照明の代わりにミツロウからできた自然に優しいキャンドルと間伐材を加工して作成されたウッドキャンドルで会場を明るく灯し、幻想的な雰囲気を来場された地域の方や学生と楽しむことができました。また、会場ではざんざ亭様に鹿肉カレーとジビエ料理のオードブルを提供していただき、ご来場された多くの方々が舌鼓を打っていました。ステージでは、サークルによる演奏と発表が行われ、より会場を盛り上げていただきました。多くの方々のご協力のもと今年も無事キャンドルナイトを行うことができました。ご協力いただいた地域の方々と学部内の皆様、イベントにご来場された方々に心より感謝申し上げます。■ 伊那市環境展に参加しました10月6日(日)に伊那市防災コミュニティーセンターにて開催されました「伊那市環境展」に参加しました。この催しでは、伊那市内で環境に関する取り組みを行う企業や団体が環境に関するブースを出展し、子供から大人まで幅広い多くの方々が楽しみながら環境について学ぶことができます。私たち環境学生委員会は、マイ箸作りの体験ブースを出展しました。箸作りで使用する木材には、農学部の演習林で間伐されたヒノキを使用しています。多くの間伐材は、搬出時に大きなコストがかかってしまうため森に放置されてしまいますが、このような箸作り等に使用することで有効活用をすることができます。また、鉋で削って作った箸を塗るのに使う塗料はミツロウからできているので、安心して食事に使用していただけます。当日は、非常に多くの親子に楽しんでもらうことができました。ほとんどの方が鉋を使用するのが初めてで最初は苦戦されていましたが、最後の方は慣れた手つきで楽しそうに削っていました。また、削ってできたヒノキの木くずの香りに多くの方が癒されていました。今回のマイ箸作りを通して多くの方々に間伐の大切さ、木の良さを伝えることができました。これからもより多くの人たちに伝えるためにマイ箸作り活動を続けていきたいと思います。■ 通年の活動報告通年の活動としては6月~10月に毎月1回行われる朝マルシェへのマイ箸作りの出展を行いました。各回とも多くの方が訪れ、楽しそうに自分の箸を作っていました。マイ箸作りを通じて、一般の方々や小さい子供たちとの交流を深めることが出来たのではと考えております。17

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