信州大学統合報告書2020
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1本学の運営資金と教育・研究・診療に関する経費の構成をわかりやすくまとめてみました。国立大学法人は、大学を運営していくために国民の皆さまにどれだけご負担いただいているかを明らかにするため、「国立大学法人等業務実施コスト計算書」の作成が義務付けられています。皆さまに支えられて2019年度における学生教育に要する経費は総額約107億円であり、学生1人当たりに換算すると約98万円となります。この学生教育に要する経費は、学生の皆さまからお預りする学生納付金収益約63億円ではまかなうことができないため運営費交付金等の大学運営資金や各種補助金等からの収益約44億円(1人当たり約40万円)を充てています。教育に要する経費2019年度における学生納付金収益は、授業料約53億円、入学料約8億円、検定料約2億円の合計約63億円であり、大学全体の収益約545億円の約12%となります。本学における学生納付金は下表のとおりです。学生納付金信州大学の運営基盤Shinshu UniversityIntegrated Report 2020169億円本学が国民の皆さまにご負担いただいているコスト国民一人当たりコスト負担額業務実施コスト169億円/国民総人口1億2,596万人 ※「国立大学法人等業務実施コスト計算書」をご覧ください。(国民総人口:2020年7月1日現在推計人口(概算値) 総務省統計局)134円学生教育に要する経費107億円億円億円634498万円学生1人当たりの教育に関する経費※教育に要する経費の算出にあたっては、58ページの「コストの見える化」への取組で算出した金額を採用しております。学生数 10,910人 (2019.5.1現員)大学全体の収益545億円の約12%学生納付金大学運営資金等授業料(年額)区分学部大学院535,800円535,800円入学料282,000円282,000円検定料17,000円30,000円Integrated Report 2020 Shinshu University60

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