信州大学統合報告書2020
40/68

反映反映20162017201820192020202120202020202120192020172020ミッションの再定義[強み・特色・社会的役割の明確化](2013~2014)部局事業計画第3期中期目標・中期計画(2016〜2021)中期目標達成のための実行体制・アクションプラン法人本部のPDCAサイクルとして『PLAN the N・E・X・T』を推進各部局と法人本部をつなぐPDCAサイクルとして『部局事業計画』を展開PLANthe N・E・X・T2019-2021PLANthe N・E・X・T2016-2018反映画画LANLANE・X・T018018PDCAcycle法人本部部局検証・進化部部局事LANEE・・XX・・TT2021業計事業部部局事TT局事PDCAcycle行動計画「PLAN」では、学長の掲げる大学運営の基本方針に基づき、各理事・副学長がそれぞれの担当分野において『具体的な施策“Method”』を設定しています。信州大学が教育・研究と社会発展に益々寄与出来るよう、このMethodの着実な実行に教職協働で取り組んでいます。2011年から2015年まで取り組んだ「PLAN “the FIRST”」の成果を検証して新たな「PLAN the N・E・X・T」の策定に活かすとともに、定期的に進捗状況を報告するミーティングを行うなど、より高いレベルで中期目標・中期計画を達成できるようPDCAサイクルを確実に回しています。今回は、数あるMethodの中からその具体的な事例の一部をご紹介します。Method 1:初年次教育の充実全ての新入学生に大学生としての基礎力を身につけさせるため、高等学校の教育から大学の教養教育、そして専門教育につながる学習の系統性や順次性に配慮した共通教育カリキュラムを編成し、初年次教育の充実を図ります。本誌冒頭でご紹介したVISION2030は2030年を目指す信州大学のグランドデザインであり、このPLAN the N・E・X・Tは第3期中期目標達成のための実行体制やアクションプランを具体的に示した信州大学の行動計画という位置づけです。また、学長が掲げる大学運営の基本方針『3つの「G」(Green Global Gentle)と3つの「L」(Local Literacy Linkage)』が特徴で、どれも信州大学らしい独創的な、人と組織の在り方についての指針となっています。※理事・副学長の全Methodが記載された PLAN the N・E・X・T 2019-2021デジタルパンフレットはこちら理事副学長平野 吉直学務部教務/学生/入学試験/附属学校担当社会の様々な課題に積極的に挑戦し解決策を見出し、地域社会や国際社会で活躍できる能力を備えた人材を育成するとともに、入学したすべての学生が快適なキャンパスライフを送り、自信と誇りを持って社会へ羽ばたいていくための支援に力を注ぎます。また、教育学部附属学校園の機能の充実を図ります。進捗状況高校時代に学んだことを大学生としての視点から改めて学び、「自ら課題を見つけ、内容を理解し・思考し・判断し・まとめ、他者に伝える」能力を育むことを目的に、1年次必修科目として「学術リテラシー」を開講しました。また、信州大学の学生として必要な学問形成に不可欠な基礎的・基本的知識及び能力の修得を目的に「言語」「健康」「現代社会論」「科学史」「統計」からなる基盤系科目、総合的な思考力や問題解決能力の修得を目的に「人文・社会」「自然・技術」「環境・健康」からなる教養系科目、学部専門につなげるための知識や能力の修得を目的に「言語」「基礎科学」からなる専門基礎系科目を開講し、初年次教育の充実を図っています。学長の掲げる運営方針に基づく行動計画「PLAN the N・E・X・T」信州大学が次のステージにワンランクアップすることを目標に、学長のリーダーシップのもと各理事・副学長を中心に教職員が一丸となって取り組む行動計画を策定しています。Shinshu UniversityIntegrated Report 2020New Evolution×Triple G&LIntegrated Report 2020 Shinshu University38

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る