信州大学統合報告書2020
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8学部にまたがる学生同士の交流、地域や世界で先進的な取り組みを行う人たちからの刺激が得られることも本プログラムの特長です。開設から3年の間に、順次、新コースを体系化しており、時代や社会ニーズに合わせて進化を続けます。ローカル・イノベーター養成コース(2017.4~)地域社会が抱える問題を的確に分析し、イノベーティブな解決策を導き出せる人材を育成します。長野県内外の企業や自治体から講師を招へいし、ローカルな現場が求める課題解決策を共に学ぶ実践型教育を実施しています。プログラム開設から3年。毎年、新コースを体系化グローバルコア人材養成コース(2018.4~)グローバル環境におけるコア人材として活躍できる語学力、素養、能力、教養を身につけます。1年次前期から登録できる「BASICコース」と、それを修了した高年次生を対象とした「ADVANCEDコース」があり、海外研修への参加を必須としています。環境マインド実践人材養成コース(2019.4~)SDGsや持続可能な循環共生型社会の構築を意識した、実践的な学びを提供します。環境分野の実務者から直接学ぶ機会や、信州の豊かな自然環境を活かしたゼミ、海外でのグローバルな演習を通じ、社会課題解決に果敢にチャレンジする人材を育成します。Shinshu UniversityIntegrated Report 2020実践力を持った高度キャリア人材を育成ローカル・イノベーター養成コース(2017~)グローバルコア人材養成コース(2018~)環境マインド実践人材養成コース(2019~)ローカル・イノベーター養成コースでは、2年次生を対象にしたリアル・プロジェクト・マネジメントゼミの中で、学生主体のキャリア教育イベントやフォーラムの企画・運営を実践。OJT形式で、課題解決能力やマネジメント力などを養成しています。「全学横断特別教育プログラム」は、自身の専門分野を超えた知見を養う学習機会を提供するものとして2017年度から順次スタートした本学独自の教育プログラムで、現在、次の3つコースを開講しています。① ローカル・イノベーター養成コース(2017年度から開講)② グローバルコア人材養成コース(2018年度から開講)③ 環境マインド実践人材養成コース(2019年度から開講)8学部全ての学士課程の1年次学生が対象で、履修を希望する意欲ある学生が専門分野を超えた幅広い知見と感性を育み高度キャリア人材に学生たちは3コースのいずれかを選択し、1年次にはコースのスタートアップ・ベーシック・コアとなるプログラムを、専門教育に移行する2年次以降は段階的な実践プログラムを履修します。履修学生は、幅広い分野の招へい講師からも、現場とのリアルな対話の機会の提供を受けながら、教養と専門性に加え、グローバルな感性やエシカルな視点を併せ持った実践力を培い、コース修了者には学長から履修証明書が交付されます。長野県の地域、自然環境を活かした信州活用型教育によって、複雑化する現代社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。体験に基づく実践力を持った高度キャリア人材を育成多様化・複雑化が進む社会から求められる、人材を育成する「全学横断特別教育プログラム」PROGRAMIntegrated Report 2020 Shinshu University20

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