信州大学海外留学ガイド2020
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FEEL THE WORLD! 2020 / 信州大学 グローバル化推進センター(GEC)18留学した国と派遣先:①ニュージーランド/CCEL Christchurch②チェコ共和国/リベレツ工科大学留学期間:①2015年2月〜3月 ②2017年2月〜2018年1月留学の種類:①語学留学 ②研究留学現在の職務内容と留学先で学んだこと。 私は留学生を対象に開催されるボストンキャリアフォーラムにてグローバル人材枠として内定をいただきました。しかし、国内をメインマーケットとするパンプスなどの婦人靴を開発するチームに配属となり、現在は靴のデザインや使用材料の検討等を行っています。大学の専門分野、留学から得た語学や研究のスキル等が直接活かせる環境ではなく想定外でしたが、今の環境に馴染みとても楽しんでいます。それは、想定外のことへの対応力や新しい環境への適応力が留学を通して得られたからだと思います。周囲とは異なる学びの背景を持つ自分らしさを活かし、魅力ある商品を開発したいと思っています。留学を考えている信大生へメッセージをお願いします。 留学を考えている皆さんには「留学を考えている理由」を“考え抜いて”欲しいです。“考え抜く”ことで留学への意思の本質が理解でき、自信が得られたり、留学の質向上に繋がったりとプラス要素が多く得られます。もし、不安要素や問題点が挙がったとしても想いが強ければ意外と何でも解決します!また、学生と社会人という立場の違いは、挑戦のし易さに影響します。ぜひ今の立場を活かし、ステキな経験を今のうちから蓄えていって下さい!新にい見み 嘉よし崇たかさん信州大学での所属①繊維学部先進繊維工学課程②総合理工学研究科繊維学専攻勤務先株式会社アシックス[トビタテ第5期生]北きた澤ざわ 諄じゅん子こさん留学した国と派遣先:アメリカ合衆国/カリフォルニア州立大学チコ校留学期間:2016年8月〜2017年5月留学の種類:交換留学現在の職務内容と留学先で学んだこと。 長野県の公立高校とその附属中学校で、英語科の教員として勤務しています。留学先では、英語教授法、社会学、文化人類学や国際関係学など、幅広い学問分野の授業を取りましたが、知的好奇心を刺激する面白い経験でした。留学中、自分が知らないこと・自分にとって真新しいものに触れ、それを自分のスタイルに取り込むことが好きになりました。それが、私の業務を多少助けてくれていると思います。(生徒には申し訳ないですが)トライ&エラーを繰り返しながら授業を改善するうえで、様々なヒントや方法を参考にしながら挑戦し続けることは大切だと実感しています。もちろん、留学中に身についた言語的な感覚は、英語科の教員として日々使っております。留学を考えている信大生へメッセージをお願いします。 もし、留学するかどうか迷っているのならば、今後の人生で、「ああ、留学したかったなあ」と後悔しないように行動してみませんか。学内で留学説明会もありますし、グローバル化推進センターにお話を聞きにいくこともできます。自分の希望にあった留学が見つかります。お金のことが心配なら、給付奨学金もあります。センターの皆さんは、いつでもヒントやサポートをくださる、温かい方々です。留学中に落ち込んだことも、楽しかったことも、後々に、「自分だけ」の大切な経験になります。心より応援しています。信州大学での所属勤務先人文学部人文学科英語学専攻長野県諏訪清陵高等学校 学生採用スケジュールは、政府(関係省庁連絡会議)が、日本経済団体連合会(略称:経団連)等の経済団体、企業団体に対して、現在同様の日程(3月から採用活動開始、6月から選考開始)を遵守するよう要請しています。今後も毎年、政府による検討・要請が行われる予定ですが、実際には3月以前より採用活動を行う企業も多数ありますので、企業の採用情報は、自ら積極的に収集を行ってください。※経団連に所属していない企業や外資系企業は、現在でも独自のスケジュールで選考を行っています。海外留学は就活に有利!?社会で求められるグローバル人材とは大学の窓口を利用しましょう就職活動のスケジュール留学と就職活動留学を経験した卒業生の声 海外留学の経験があるということだけで就職活動で高く評価されることはありませんが、「留学経験を就職活動に活かす」ことはできます。その為にもまずは目標を持って留学をしましょう。海外での貴重な時間を楽しむことももちろん大切ですが、留学生活の中で学んだこと、考えたこと、この経験をどう活かしていくかを意識することは、帰国後の就職活動のプラス要素になるはずです。 外国語ができることは高いスキルの1つですが、外国語が出来る人=グローバル人材というわけではありません。社会が求めるグローバル人材とは社会人基礎力に加えて、「異質なものを受容し、相互理解する力」「異文化・多文化環境でのコミュニケーション能力」のある人材と考えられています。留学はこれらを培う貴重な機会です。留学先では積極的に多くの人と関わり、このような力を高めてください。 キャリア教育・サポートセンターや各キャンパスの学務係・就職支援室では個別に就職活動についての相談を受け付けています。疑問に思うことや不安なことがあれば気軽にご利用ください。相談先:キャリア教育・サポートセンター(松本キャンパス全学教育機構南校舎1階)または、各キャンパスの就職担当窓口

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