工学部研究紹介_2021_日本語版
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研究シーズ共同研究・外部資⾦獲得実績研究キーワードトポロジー最適化・有限要素解析・⼤規模並列計算・メタデバイス・メタマテリアル・クローキングデバイス・構造⾊・ランダムレーザー•レベルセット形状表現に基づくトポロジー最適化•CMA-ESを用いたトポロジー最適化•並列計算により大規模有限要素解析•光の高精度数値解析•CMA-ESによる非線形トポロジー最適化の開発と超弾性メカニカルクロークへの応用(科研費(基盤研究B),2020~2025)•CMA-ESを用いたマルチフェーズトポロジー最適化法の開発と光デバイス応用(科研費(若手研究B),2017~2019)•メタサーフェスを用いた新機能音響デバイスの最適設計法の開発(科研費(基盤研究C,分担),2016~)•広周波数帯での不可視化を目指したワイドバンド光学迷彩のトポロジー最適化法の開発(科研費(若手研究B),2014~)•光学迷彩を指向した光制御に関するトポロジー最適化法の開発(科研費(研究活動スタート支援),2012~2014)•表面効果を考慮した光学デバイスのレベルセット形状表現に基づくトポロジー最適化法の開発(カシオ科学振興財団研究助成,2013)•フロントガラスへの応用を指向した無反射構造のトポロジー最適設計法の開発(マツダ財団研究助成,2012~2013)•有限要素法によるポーラス・コロイドフォトニック構造の特性解析(科研費(基盤研究C,分担)2011~2014)最近の研究トピックス•CMA-ESを用いたトポロジー最適化•メタデバイスのトポロジー最適化准教授藤井雅留太研究から広がる未来卒業後の未来像本研究グループでは新たな機能や物理を発現するこれまでにない構造の設計と優れた性能を実現する革新的な設計法の構築を目指し、主にトポロジー最適化に関する研究を行い、関する構造表現法、最適解探索アルゴリズム、制約条件およびその実装法、関連する数値解析手法の開発に力を入れて研究開発を行います。また、開発したトポロジー最適化を用いて透明マント効果を実現する『クローキングデバイス』などの先進的なメタデバイスの設計を行います。製造業をはじめとした様々な企業にエンジニアとして就職した学生、院生がほとんどです。博士(工学)名古屋大学2012年4月〜2013年9月秋田県立大学助教2013年10月〜2019年3月信州大学助教2019年4月〜現在信州大学准教授専門:計算力学、計算科学、設計工学トポロジー最適化による新しい機能の創⽣と⾼性能化【私の学問へのきっかけ】学部の4年生のときに研究室配属され、そこで研究の面白さに気がつきました。研究分野や内容に関わらず、何かしらの結果を出したときの達成感や研究生活に充実を感じたのだと思います。そして、強く研究職を希望するようになりました。機械システム⼯学科有限要素法などの数値計算の結果からフィードバックを受けて、性能を改善する最適設計に関する技術はこれまでにない高性能なデバイス、実現されていない性能を実現する可能性があります。誘電体光学クロークの最適化構造と無散乱化された電磁波熱電バイフィジカルクロークのトポロジー最適化103

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