留学生就職促進プログラム
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就職への一番の近道は日本語能力UPです佐藤友則先生▶ 就職活動とビジネス日本語の基礎 学部1年生は、入学直後とはいえ、早い段階で大学日本語と異なるビジネス日本語の存在を知り、さらに就活の基礎情報を身に付けることが望ましいです。 1年生を対象にした「ビジネス日本語Ⅰ・Ⅱ」では「日本のビジネスシーンにふさわしい言葉づかい、マナー」「業務に即したビジネス文書、メール」等の指導が受けられ、さらに日本の就活全体の流れを把握し、自らの就活計画を立てる活動を行います。日本語教育では下記のカリキュラムを準備していますビジネス日本語教育▶ ビジネステストを利用した実践日本語 学部3年および修士1年生は複数キャンパスに分散していますが、オンライン方式で本格的なビジネス日本語の受講が可能です。 Business Japanese Testはビジネス日本語に関する重要なテストで、「高年次ビジネス日本語」ではこのテストの学習を通じ、ハイレベルなビジネス日本語およびマナーの習得を可能とします。前期にこの授業を受けて夏休みのインターンシップに備えることも狙いとしています。▶ 日本社会、具体的な就職スキル 就活直前である学部3年および修士1年の後期には、「留学生向けビジネス社会」および「留学生のキャリア形成」という各8週間の授業がオンラインで受けられます。 「留学生向けビジネス社会」は、日本企業・組織の就業形態の実態、そこで外国人社員として仕事をしていくための注意点等を指導します。 「留学生のキャリア形成」では、自己分析・エントリーシート作成・面接等、就活を進めるうえで絶対不可欠なスキルを丁寧に学びます。 ビジネス日本語教育は、日本企業で求められるビジネス日本語を指導して定着させること、さらに日本人の就労観や日本の就活事情等の情報を提供し、就活をサポートすることで入社後の適応を円滑にすることを目的としています。そのため、1年次に「ビジネス日本語ⅠおよびⅡ」という科目で、基礎的なビジネス日本語とビジネスマナー、就活に関する情報提供を受けます。学部3年次または修士1年次の前期には「高年次ビジネス日本語」という授業で、Business Japanese Testという就活に関わるテストの対策を学習し、より本格的なビジネス日本語を学びます。後期には「留学生向けビジネス社会」「留学生のキャリア形成」の科目で、人事のプロから日本企業での働き方と雇用の実態、エントリーシート作成、面接の注意点等を深く学べます。4

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