平成29年度 研究開発実施報告書(別冊資料)
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- 29 - 1年C組(荻原大学級) 「私たちの総合,これで決まり!」 ●学級総合への教師の願い・目指す生徒の姿 ・自分たちのグループ追究を通してこれまでに出会った松本の「水」の魅力を友へ伝えるために,実物を持ち込み体感してもらう発表形式や表現方法を工夫したり,他のグループの発表内容とかかわらせて自分の考えや思いを主張したりすることができる。(自己表現力) ・松本の「水」についての人々の考えを手がかりに,「水」とかかわる人の出会いや「水」にまつわる疑問を問いという形で立ち上げ,友と協働しながら,調査・制作活動を計画・実行し,連続する問いを経て,「水」のもつ魅力に出会い,語るために継続的に探究することができる。(課題探究力) ・松本の「水」を大切に守っていこう取り組む人や生活に用いたり,商品として活用したりする人との出会いから,松本にとっての湧水の歴史的な位置付けや地域の一つの誇るべき宝としての価値を実感し,広くそのよさを共有したいと願い,主体的に行動することができる。(社会参画力) ●総合的な学習の時間 活動計画 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 学級総合 教科領域 行事等 始業式 教育 実習 教育 実習 附中祭 終業式 始業式 駅伝CM 松本城 清掃 公開 研究会 音楽会 総合 参観日 終業式 バスケCM 1年D組(矢代学級) 「志賀高原からつながるESD活動~ピザ窯からESDを考えよう~」 ●学級総合への教師の願い・目指す生徒の姿 ・化石燃料の過剰利用の結果が,地球規模の気候変動の中でも最も象徴的とされる温暖化につながっていることは,もはや否定しようのない現実と考えられる。この問題の抜本的解決と,今のような便利な生活の引き続いての享受を両立させるためにすべきことは一体何だろうか。 ・ピザ釜を製作し,ピザの調理を継続するうちに,いずれ燃料(エネルギー)を使い果たす。燃料がなくなるとピザ(食料)を食べることができなくなる。その時,はじめて,ビオトープで起きている事実が地球規模で起こっている問題(エネルギーの大量消費,森林伐採,地球温暖化)に伴うに実体験を伴ってつながっていくのではないだろうか。 ・持続可能な社会の実現に向け,ユネスコスクールの一員・地球市民として何ができるか,ピザ窯から持続可能な社会の実現について考えることができる生徒の姿に出会いたい。 ●総合的な学習の時間 活動計画 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 学級総合 教科領域 行事等 始業式 教育 実習 教育 実習 附中祭 終業式 始業式 駅伝CM 松本城 清掃 公開 研究会 音楽会 総合 参観日 終業式 バスケCM ・学級目標,学級旗作成 ・学級総合のテーマ決定に向けての話し合い ・宿泊学習に向けた学習 ・交流を振り返り,学級総合の目的を考えよう。 ・水の探究活動 インタビュー 調査 発表 ・味噌の探究活動 インタビュー 調査 発表 理科 水素イオン 濃度 国語 インタビュー 志賀高原 宿泊学習 家庭 みそ汁 調理 ・テーマ決定に向けた話し合い ・学級目標,学級旗作成 ・学級総合のテーマ決定に向けての話し合い ・宿泊学習に向けた学習 ・山ノ内中との交流をまとめる。 ・ESDの視点から題材を決める。 ・ピザ窯の製作 設計,設置場所 材料等の検討 技術 プログラミング 木工廃材 志賀高原 宿泊学習 技術 3Dプリンタ 設計図 ・ピザ焼き試食 地球市民 集会

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