平成29年度 研究開発実施報告書(別冊資料)
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- 15 - (4)ひょうげん領域と既存教科との関連 表現領域で育みたい自己表現力・課題探究力・社会参画力 自己表現力 課題探究力 社会参画力 ○感性やからだを十分に働かせ,対象の魅力や特徴について感じたことや考えたことを身体や言葉を用いて表現したり他者に伝えたりすることができる。 〇自分なりの思いや願いをもって,身近な人々,社会及び自然と関わる中で,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴やよさ,それらの関わり等に気付くとともに,よりよい課題解決の方法を考えることができる。 〇他者と共に考えたり,表現したりしながら,他者とつながることの心地よさや喜びを味わうことができる。 身の回りにおける「表現すること」の意味・役割に関する見方・考え方を働かせて,事象に対する主観的な価値づけに関する表現活動を通して,「表現すること」による自己表現力・課題探究力・社会参画力を育成する。 <ひょうげん領域の特徴> 幼稚園における遊びの姿を,音楽科,図工科,体育科に共通する「感覚と体」という視点から捉え直す。園児たちの,感じたことや考えたことなどを音や動きなどで表現したり,かいたり,つくったり演じたりする姿や,全身を使って遊ぶ姿をもとに,対象を創造的に表現していく活動を取り入れる。 <既存教科・領域との関連> 表現領域は主に,低学年では「音楽科」「図画工作科」「体育科(体育分野)」と対応する。 1~3学年各教科の現行の学習内容を該当学年で扱う。

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