平成28年度 信州大学教育学部附属松本中学校 外2校(園)研究開発実施報告書(第1年次)
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- 24 - ⑥小学校低学年における,学びの領域「表現」新設への対応 ‣ 領域「表現」の授業時数 第1学年 第2学年 第3学年 授業時数 187 193 173 ‣ 領域「表現」の目標と内容 【目標】 身の回りにおける「表現すること」の意味・役割に関する見方・考え方を働かせて,事象に対する主観的な価値づけに関する表現活動を通して,「表現すること」による課題探究力・自己表現力・社会参画力を育成する。 【内容】 A 教科「音楽」の内容 B 教科「図画工作」の内容(第1学年と第2学年) C 教科「体育」の保健以外に係わる内容 D これらの教科等を軸とする横断的な内容 ‣ 既存の教科の授業時数変更に伴う対応案 領域「表現」の授業時数は,現行の「音楽」と「図画工作」の時数と,現行の「体育」の時数の1/2の合計程度とする。 7 『学びの総合化』の単元開発と先行実施 (1)中学校における教科横断的なカリキュラム開発について ①カリキュラム作成研修会(ワークショップ)(平成28年2月) 学校目標「たくましく心豊かな地球市民」を具現するための3年間のゆたかな学びの道行きをカリキュラムとして表現するために,学年に分かれて作業を行った。学校行事,各教科,総合的な学習の時間,道徳・特別活動,生徒会行事を関連させながら総合的に学ぶことができるような単元の開発,各教科の単元配列の工夫について,その可能性を模索した。当時作成した各学年のカリキュラムの案は次の通りである。なお,このカリキュラムは実践をしながら随時更新できるものとした。

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