経法学部_学部案内2020
13/20

講義で学んだことを実践でトライする…リアル度の高さが実習の特徴です。アル度が違う。普段なかなか入る機会のない医学部附属病院に伺い、病院の施設と事務系職員の業務を見学します。病院見学財務省の現役予算査定担当者(主計局主査)に対して、受講生自らが考えた政策案について、予算要求を行い、模擬予算折衝を行う。模擬予算折衝高大連携の観点から、高校生を審査員とする政策コンテストを実施し、各自の提言を発表する。政策コンテスト政策企画実習地域包括ケアシステム論市役所・社会福祉法人・病院での実習で、自ら設定した仮説を検証するとともに、職員の業務を体験します。施設実習持続可能な医療・介護保険制度のために、地域包括ケアシステムが推進されています。この授業では、サービスを利用する高齢者の「生活の質」を向上させるために、医療・介護の専門職や行政の間で重要となる「他職種連携」を、座学と実習を通じて学んでいきます。授業の狙い受講生が税務調査、滞納処分などをロールプレイングの形で体験する。実習の実施や教材作成にあたり、松本税務署(関東信越国税局)の全面的な支援を受けている。税務調査と滞納処分に関する実習税務実習租税に関する法理論がどのように機能しているかを理解し、政策判断の基礎的能力を身につけます。税務署が直面する法律問題を発見し、その解決策を模索する中で、自らの地域貢献のあり方について今一度考える機会を提供します。授業の狙い私が本実習に参加したのは、税務について実際に体験しながら深く学び、進路をより明確にしたいと考えたためです。税務署の仕事というと、ドラマや映画から査察や徴収などのイメージが強くありましたが、実際には、その他にも酒税に関する業務や小中高生向けの租税教育など非常に多岐に渡る業務があり、驚きました。また、実習では、小学生向けの租税教室や、税務調査や滞納処分の模擬体験などの実務を経験することができ、座学のみで学ぶよりも深い知識が得られました。この実習を通して、私は、地域の発展に役立つことができ、非常にやりがいのある仕事であるところに魅力を感じ、国税専門官を目指すようになりました。北野 華奈子さん (2018年度卒業)㈱日本ハウスホールディングスこの授業は、地域包括ケアシステムが果たす役割を座学と実習を通して学ぶことができます。特に実習では、現場に直接足を運び、自らが学び研究した内容が正しいかどうかを、自らの手で調査でき、非常に意義深い授業になりました。ただ単に実習や見学に行くだけでは意味がなく、事前に学習する中で浮かんだ疑問に仮説を立て、それを現場で検証します。このプロセスを経ることで、実習が効果的なものとなりました。他の多くの講義で学んだ医療・介護についての知識を、自らの体験を通して再度学ぶことができたため、自らの成長を感じ取ることができた授業であったと確信しています。松原 祥さん(応用経済学科 4年生)経法経法経両学科受講可両学科受講可受講生が今日の経済・社会問題を学び、それに対する政策立案プロセスを模擬的に体験します。本講座を通じて、社会の課題に対する解決策を導き出すとともに、政策の意義を明確に伝え、予算を獲得するまでの政策企画能力を身につけます。授業の狙い政策企画実習を履修して、政策作りでは突き詰めて考えることの大切さを学びました。国の予算は税金を使っていることを意識し、自ら打ち出す政策についてはその政策手段と課題解決の間に齟齬や矛盾がないよう、問題点を残さず考え抜く必要があります。また、政策は実施して終わりではないことも学びました。政策作りはただ有益なアイデアを出すだけでなく、将来の目標を数値で設定し、後ほどその政策が適切であり、公益のために役立つものであったことが検証できるようにしなければならず、とても大切なことであると感じました。今回の実習は公務員を目指す私にとって、実際の仕事に臨む上での心構えなどを学ぶ有益な機会になりました。松田 直樹さん (2018年度卒業)群馬県庁学生VOICE先輩VOICE先輩VOICEECONOMICS & LAW経済学 法学12

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る