農学部学部案内2020
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カリンは加熱加工すると赤くなるのですが、その仕組みは未だにわかっていませんでした。卒業研究では、カリンの加熱加工時の着色機構を調べる研究に携わりました。農学部は自然に囲まれた落ち着いた場所であるため、誘惑がなく自分のやりたいことに思い切り取り組める環境です。気楽に失敗できるのは学生の間だけだと思います。勉強や娯楽に対して「やってみたい」とおもったら先延ばしにせず全力で挑戦していろいろな事を学ぶと楽しいと思います。植物資源科学コース 青果物機能学研究室 (令和元年度卒)株式会社ジーニック勤務林 響子さん(出身地/神奈川県)●就職・進学率●主な就職先業種●主な就職先■ 全国農業協同組合連合会■ 北海道農業協同組合中央会■ 山崎製パン株式会社■ アスザックフーズ株式会社■ 伊藤食品株式会社■ 住商アグリビジネス株式会社■ 農林水産省製造業公務員農林業その他11人5人3人7人進学45%進路と就職実績植物資源科学コース就職55%植物のウイルスに対する防御機構を利用して白色化した植物研究紹介Research 各教員の研究紹介については、研究紹介パンフレットを参照ください。●園芸学研究室●青果物機能学研究室●栽培学研究室●雑草学研究室●植物病理学研究室●農業経営学研究室●高冷地生物生産管理学研究室●植物遺伝育種学研究室●作物学研究室●土壌生物学研究室●微生物植物相互作用学研究室●国際地域開発学研究室研究室植物病理学研究室では、植物の病原体に対する生体防御機構を分子レベルで解明し、病気に強い作物や安全な次世代型の農薬の開発に応用することを目指しています。植物遺伝育種学研究室では、トウガラシの遺伝資源探索から品種育成まで幅広く実施し、特に辛味成分の遺伝解析、国内外の在来品種の類縁関係の解析を研究しています。雑草学研究室では、ドローンで撮影したマルチスペクトル画像の解析によって、農地に発生する雑草の早期検出や作物の生育診断を効率的に行う技術開発を行っています。マルチスペクトルカメラ搭載ドローン太陽光センサードローン本体カメラシステム植生指数による肥料不足の水稲の検出画像処理による雑草の検出卒業生Voice●12

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