2020RCSS
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7地域医療部門 医療経済学、循環器内科学、公衆衛生学などを専門とする教員が集まり、地域医療データの分析などを通じて、住民の健康や医療安全の確保に向けた政策立案を検討していきます。 生活習慣病の成因解明と治療法の基礎研究に挑んでいます。特に、最近では食塩による高血圧発症にエピジェネティクスが関与することを世界に先駆けて報告してきました。現在、高血圧や糖尿病による腎障害の進展過程におけるエピジェネティクスの関与様式について研究を進めているほか、これらの基礎理論を臨床研究への応用を進めています。 医療費の推計や、医療需要を分析したり、医療経済で用いるデータの分析手法を開発しています。例えば、65歳以上の方の年間医療費や介護費は、年間約100万円となりますが、年間1円も使わない人や、死亡前1年間に高額となる亡くなった方のものも含まれています。これらの複雑な要因を含めながら、正確な医療費を推計できないかと研究しています。また健康な人とそうでない方の医療費を区別して推計できる方法も開発しています。部門長 特別特任教授 藤田 敏郎 エピジェネティクス (加齢と高血圧)准教授  増原 宏明 医療経済学,応用計量経済学伊澤 淳 教授 医学・循環器内科学森 淳一郎 講師 医学・医学教育学望月 勝徳 講師 医学・救急集中治療医学元木 倫子 講師 医学・公衆衛生学清水 郁夫 助教 医学・医療安全管理学併任スタッフ 職位 専門分野

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