2020RCSS
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法制企画部門 データの利活用に関する契約や法整備、運用ルール作りなどを担当しています。 現在、信州ワインのブランド化にも参画しています。ワイン生産のデータを、地域特性を表す基準としたり、生産者が生産情報をオープンにする場合の契約方法、取り扱いなどのルール整備が不可欠です。 法的な側面からの課題解決を目指します。 各種の行政活動を規律する法分野である行政法を研究しています。行政法には様々な領域がありますが、行政活動をその事前、事後を通じて手続的に統制する領域(行政手続、行政上の不服申立て、行政訴訟)を中心に、現行の法制度を前提としつつも、比較法的な知見を交えて研究を進めています。最近は、情報に関する法制度(情報公開・個人情報保護)に関心を広げ、テクノロジーの進展に即した法制度の構築、運用に貢献したいと考えています。 著作権法という法律があります。インターネットが身近になった現代では、著作権法も身近な存在です。例えば、何らかのWebページのスクリーンショットを撮ったとき、「複製」という行為が生じます。現行法では適法ですが、このような身近な行為も議論になったりしています。著作権法は、創作者と利用者の利益のバランスを適切にとって、文化の発展を目指します。このバランスをどう取ったらよいかを探るのが私の研究です。また、最近ではインターネットにおける法的規律や、デザイン・ブランドの保護にも関心があります。部門長 准教授 大江裕幸 行政法助教 髙野 慧太 知的財産法濱田 新  講師 刑法寺前慎太郎 講師 会社法橋本 彩  講師 租税法併任スタッフ 職位 専門分野4 刑法について研究しています。刑法とは犯罪と刑罰について定めた法ですが、その中でも特に、正当防衛はどのような状況においてできるのかという問題について検討してきました。また、最近では、現代社会における人の意思決定に悪影響を与える行為の刑事規制に関心があり、他者に害悪を加えることを告知する行為である脅迫についても研究を進めています。助教 山田 雄大 刑法

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