2020RCSS
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知能ロボティクス・知能情報処理 信州大学では、2014年に、特色ある研究分野を先鋭化し、新たな融合研究領域を創造するために先鋭領域融合研究群が設置されました。社会基盤研究所は、 2019年4月に、次の研究群研究所を目指す「次世代クラスター研究センター」である 社会基盤研究センターと食農イノベーション研究センターから生まれた新しい研究所です。 社会基盤研究所は、5部門からなり、経法学部を中心に、医学、数学、統計学、感性工学、言語学、心理学、農学、建築学などの研究者が31名が集結しています。 地域の課題は、一つの分野だけで解決できることはほとんどありません。 社会基盤研究所では、これらの多様な分野の研究者が力を合わせて、地域課題の解決に向けて様々な取り組みをしています。 その成果の一部は、信州大学の教育にも活かされています。 専門分野は、刑事訴訟法になります。特に、刑事手続におけるデータの取り扱いや企業コンプライアンスの研究を進めています。刑事訴訟法は、社会の仕組みを作る方法論を豊富に有している分野であり、応用の幅は、刑事訴訟を超えて、ありとあらゆるものに広がるものと考えています。 当研究所では、多様な方法論を組み合わせて、社会の様々な問題に挑戦していきたいと考えています。 生活支援、製品製造、災害対応、インフラ保守などの様々な場面において、自動化の要望が高まっています。それらに応えられる自動機械には、種々の機能が搭載されている必要があります。例えば、周囲の事物を的確に認識する機能、物体を操作する機能、目的地まで移動する機能などです。私たちは、知能ロボットに搭載すべき機能および機能間連携を高度化することを主な目的とし、認識・操作・学習に関する要素研究や、それらの実応用の研究をおこなっています。社会基盤研究所とは教授 丸橋 昌太郎准教授 山﨑 公俊Research Center for Social Systems, Shinshu University混沌とした現代社会から人間中心の調和のとれた未来社会へ1信州大学先鋭領域融合研究群社会基盤研究所[RCSS]所長副所長刑事訴訟法

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