SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2018-2019
22/28

SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITYREPORT 2018−201921部局を越えて教職員や学生の連携を強め、様々な視点から教育・研究・社会貢献が行える体制を構築します。また、国内外の大学・研究所・医療機関との連携、様々な企業や自治体との産学官連携、地域の方々との連携、卒業生との連携等、様々な連携を強固にし、教育・研究・社会貢献のグローカル拠点を構築します。2企業との連携を強力に推進するための拠点を整備 信州大学では、企業との共同研究を推進するため各キャンパスにインキュベーション施設を整備し、レンタルラボの貸し出しや研究設備の共同利用等を行っています。また、地域の科学技術の発展と産業の振興のため大学、企業、自治体が一体となって推進する産学連携団体を組織しています。企業単独では難しい研究開発を、大学の知を活用することで打破し事業化につなげていただけるよう貢献します。2018年4月に開所したオープンベンチャー・イノベーションセンター(OVIC)では、地域の産学官連携を強力に推進する拠点として、本学の強みである「材料科学」と地域産業界の精密技術を核に、産学官の共同研究開発を通じて製品化・事業化を実現し、研究成果の社会実装を推進します。2019年6月1日、まつもと市民芸術館において、信州大学創立70周年・旧制松本高等学校100周年記念式典を挙行いたしました。午前中に開催した市民公開講座では、「健康な暮らしに必要なこと」をテーマに、医学部の金井誠教授ら3名による講演と、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏による特別講演を行い、多くの市民が熱心に耳を傾けました。午後からの記念式典には約1,100名が参加。第1部のセレモニーに引き続き、第2部のアトラクションでは、「信州の高等教育黎明期」と題した池上彰氏らによるトークセッションが行われ、次いで濱田学長が信州大学の長期ビジョンとなる「VISION2030」を発表、その後、この日が初演奏となる信州大学歌の完成披露コンサートを行いました。会場には、新たに制作した信州大学の前身校からの歴史映像を投影するシアターゾーンや、教育、研究、社会貢献の取り組みを紹介する展示ゾーンなどを設置し、多彩な企画構成で大盛況でした。1信州大学創立70周年・旧制松本高等学校100周年記念式典を挙行!記念式典の様子信州地域技術メディカル展開センター(CSMIT)産学官連携組織:信州メディカル産業振興会(会員114企業等)松本キャンパス伊那キャンパス産学官連携組織:伊那谷アグリイノベーション推進機構(会員64企業等)信州科学技術総合振興センター(SASTec) 長野市ものづくり支援センター(UFO Nagano)国際科学イノベーションセンター(AICS)産学官連携組織:信州大学ものづくり振興会(会員277企業等)上田キャンパスファイバーイノベーション・インキュベーター施設(Fii)上田オープンベンチャー・イノベーションセンター(OVIC)先進植物工場研究教育センター(SU-PLAF)上田市産学官連携支援施設(AREC)産学官連携組織:AREC・Fiiプラザ(会員368企業等)長野(工学)キャンパス松本上田長野伊那

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る