大学概要ダイジェスト2019
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Shinshu university Hospital医学部附属病院TOPICS病床数717床、32の診療科1日の平均患者数は2,031人外来患者数:1,440人、入院患者数:591人(2018年度)医師655名、看護師854名を含む合計1,930名のスタッフ 2006年8月、厚生労働省から「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されました。さらなるがん診療の充実と提供を目的に、従来の「がん総合医療センター」を発展的に解消し、 2013年4月より「信州がんセンター」として機能強化を図っています。都道府県がん診療連携拠点病院診療情報を共有する信州メディカルネット 地域に発生する診療情報を患者さんの同意のもと複数の医療機関で共有することによって、関連医療機関における検査、診断、治療内容、説明内容を正確に理解し、自施設の診療に反映させることで安全で高品質な医療を提供し、地域医療の質の向上を目指しています。全国最高水準の高度救命救急センター 当センターは全国に先駆け、2007年に、高度救命救急センターに認定されました。3次救急となる重症の熱傷、急性中毒などの特殊な病気や多発外傷の患者さんの治療を行っています。 本院は、ドクターヘリの基地病院であり、県内唯一の高度救命救急センターを有していることから、救急医療における県内最後の砦として任務を遂行しています。その実績は、全国でも最高水準のものです。2011年10月に開始したドクターヘリも順調に運行され、2019年3月には、出動回数累計3,600回を超えました。 また、2015年9月1日からは新生児搬送用保育器を搭載し、新生児のドクターヘリ転院搬送を開始しました。これによって、小児周産期医療における救命率の向上、後遺症の軽減を図ることが期待されます。「信州がんセンター」通院治療室11病院機能の強化  2018年4月、包括先進医療棟の運用が始まり、ロボット手術、ハイブリッド手術などの先進的手術を実施するとともに、重症患者の集中管理などの体制を強化しました。また、長野県がん診療連携拠点病院、高度救命救急センター、周産期母子医療センターとして、高度な医療を提供する機能を強化し、これらを通して地域医療に貢献します。包括先進医療棟

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