大学概要2019
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環境活動を行うため学生によって自発的に設立された委員会。信州大学の5つのキャンパス全てに組織されており、多彩な環境活動を行っています。環境展示会「エコプロ2018」に、信州大学ブースを昨年に引き続き出展しました。本学の環境活動を紹介パネルで展示し、ワークショップとしては「豊かな森の多彩な木 ~クイズで知ろう 木の変身!~」と題して、木に関連するクイズを出題しました。環境学生委員会が中心になり、毎年、4月の入学時に、オリジナルエコバッグを新入生へ配布。環境学生委員会の熱い思いが込められたエコバッグを学生が意識して利用することで、レジ袋削減に努めています。本学EMSの重要な役割を担っている環境内部監査に関する理解を深め、環境内部監査員を養成するため、毎年、全キャンパスで開催しています。環境学生委員会「エコプロ2018」にブース出展 新入生へエコバッグを配布環境内部監査員養成講習会を開催信州大学は優れた社会的課題解決能力を持つ人間力と豊かな人間性を備え、社会で指導的役割を果たす人材の育成を教育の中軸としており、その資質・能力のひとつに「環境マインド」を掲げ、学士課程のディプロマ・ポリシーに定めています。平成13年度に工学部が国公立大学で初めてISO14001の認証を取得して以来、大学を挙げてエコキャンパスづくりに取り組み、平成22年度には全学でISO14001の認証を取得、多くの環境基礎力・実践力を修得した人材を輩出してきました。この「環境教育」は、まさに自然環境の豊かな信州ならではの特色ある教育カリキュラムのひとつです。平成28年度、これまでの環境活動で培った実績を踏まえ、ISO14001認証に代わる独自の環境マインドシステムを構築していくことといたしました。環境活動の大きな特色は学生が中心になって考え、学内外の生活でPDCAサイクルを繰り返しながら成長することです。環境学生委員会が自発的に組織され、積極的に環境マネジメントシステムを実行・推進しています。また、平成20年度からは経営大学院を中心に「グリーンMOT(技術経営)教育プログラム」を導入、院生を対象とした技術系環境人材の育成も行っています。さらに平成20年度から環境教育海外研修を毎年開催し、学生が国外の環境活動を多様な視点で捉え、学び、交流を行うなど、環境という世界共通のキーワードを通しての社会イノベーションの輪が広がっています。特色1:環境マインドの育成世界視点で、本物の環境マインドを学ぶ07

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