大学概要2019
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日本経済新聞社・産業地域研究所の「大学の地域貢献度に関する全国調査」において、信州大学は毎年上位にランクインしており、地域貢献度の高い大学というイメージが定着しつつあります。このように高い評価をいただいている要因のひとつには、市民への開放授業、出前講座、シンポジウム・フォーラム等の多さ、産学官連携を通した多様な連携事業や受託・共同研究の件数の多さなどがあげられます。また、地方自治体や団体との連携協定も非常に多く、分散キャンパスの特性を生かして長野県各地で、地域課題の解決、幅広い地域協働の取り組みなどが行われています。教職員はもとより、学生のボランティアサークルが主体となった地域活動も多いのも特徴です。市民開放授業は約700講座を一般開放。2018年度の受講生は400人近くにも及びます。また学校等に教員が出向く出前講座は2019年度は288講座を用意。市民公開講座や各種フォーラムなど年間を通して学びの機会を提供しています。センターでは地域の方々に普段から防災意識を持ってもらうことと、最新の研究成果を還元することを目的として様々な切り口でイベントを実施しています。写真は災害時の動物についてのシンポジウム「災害その時問われる動物との絆ー見えない課題が見えてくるー」の様子。多彩な生涯学習事業で学びの機会を提供地域防災減災センター「市民シンポジウム」特色7:地域とともに地域に愛され、地域と歩む大学19

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