大学概要2019
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データサイエンスを切り口に、多様な分野の融合研究により未来を創造するさまざまな繊維・ファイバー工学分野の研究を先鋭化する部門紹介部門紹介データサイエンスを切り口に多様な分野の融合研究を進め、多文化共生を可能とする社会基盤を構築していくことを目指します。特に、地域社会の生きたデータを活用し、大学が保有する基礎理論及びシーズ技術を地域社会に実装していくことに力点を置き、地に足の着いたイノベーションを起こします。繊維工学の基盤に始まり、生物系、材料系、機械・ロボット系及び感性系といった関連分野を包括し、ファイバー工学分野において世界を先導する研究資源を利用することで最先端の革新的繊維技術を開発することを目指します。 法的な観点から地域問題の解決の糸口を検討し、他部門と連携しつつ様々な事業を企画します。また、地域データの取扱いについて、法的に安全な方法を提案するとともに、他部門や他研究所の研究成果を社会実装していく際に法的な観点からの検討を行います。法制企画部門 高性能・高機能ファイバー、ナノファイバー、サステナブルファイバー、メディカル利用ファイバーなど新たな性能と機能を有するファイバー材料とその利用を追究します。フロンティア・バイオメディカルファイバー研究部門 地域データを利用した経済分析を行い、政策評価及びエビデンスベースの政策立案に貢献します。また、地域課題の把握とその解決を図るために必要となるデータベースの整備や、その利活用の促進に貢献します。データサイエンス部門 感性計測、センシング技術、IT技術、テキスタイル技術などを応用し、人間の生活を豊かにする繊維製品の開発を追究します。ファッション・スマートテキスタイル研究部門 地域の基礎データや健康データを集積し、文理融合のデータ解析を行い、健康で長寿の社会基盤を構築します。また、地域医療の基盤となる医師の偏在問題についても、新たな切り口により新しい解決方法を提案します。地域医療部門 海外交流協定校との学術交流、学生の交換留学、海外に向けた情報発信を推進します。国際連携部門 海外の成功事例研究成果や各部門における最新の医学、農学、社会科学視点を、デザインや最先端のテクノロジーの活用により、実際の社会基盤として統合化します。また、このことを通じて、複合的な新しい地域ブランドや新しいグリーンインフラの具体的な社会実装に貢献し、持続可能な開発目標(SDGs)や気候変動、インバウンド等の具体的な成功モデルを構築します。地域デザイン部門 AI及びロボティクスを主たる研究領域とし、生活の質の向上に貢献することを目指します。生物学・社会科学等の他分野の知見を取り入れつつ、衣・食・住に関わる諸課題を解決するための工学的アプローチを検討します。そして、IoT等の社会基盤的枠組みを意識しながら、生産・供給・サービス等に寄与する手法及びシステムを提案・評価します。AI・ロボテックス部門 学部内の研究資源を組合せた新たな研究テーマの提言、組織(学部)対組織(企業)の共同研究を推進します。研究企画・産学連携部門先鋭領域融合研究群社会基盤研究所Research Centerfor Social SystemsInstitute forFiber Engineering先鋭領域融合研究群 国際ファイバー工学研究拠点第II期先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点山岳科学研究拠点航空宇宙システム研究拠点バイオメディカル研究所先鋭材料研究所社会基盤研究所第II期先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点山岳科学研究拠点航空宇宙システム研究拠点バイオメディカル研究所先鋭材料研究所社会基盤研究所 リーディング大学院等の特別教育プロブラムの実施および学内への波及、新たなプログラムへの展開を推進します。大学院教育部門 高性能・高機能ファイバー、ナノファイバー、サステナブルファイバー、メディカル利用12

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