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信州大学では、2017年度より全学部の学生を対象とした独自の履修認定制度「全学横断特別教育プログラム」を実施、意欲ある学生に自身の専門領域を超えた知識と経験、実践力を養い、社会から求められる高度キャリア人材を育成しています。すでに「ローカル・イノベーター養成コース」(2017年度~)、「グローバルコア人材養成コース」(2018年度~)の履修が始まっていますが、今年度新たに「環境マインド実践人材養成コース」を開始しました。希望する学生は自身の主専攻(学部)のほかに「副専攻」を選択するような意識で履修します。1年次のみならず、2年次以降も段階的な実践プログラムが用意されているのが特徴です。現在、約40名の学生が「環境マインド実践人材養成コース」の仮登録生として環境分野に関わる講義、実地での学習に取り組んでいます。環境に起因する課題は多岐にわたり、経済、社会とも密接にかかわります。今後、文系・理系に関わらず、持続可能な社会をつくる上で、環境に関する幅広い知識と実践的な知見は不可欠です。「環境マインド実践人材養成コース」の企画設計を担った教員の方々に、その意図や目指す方向性などを伺ってきました。(文・柳澤 愛由)環境という切り口から、社会課題解決に取り組む高度キャリア人材育成。全学横断特別教育プログラム「環境マインド実践人材養成コース」全学横断特別教育プログラム「環境マインド実践人材養成コース」実践力を持った高度キャリア人材を育成ローカル・イノベーター養成コース(2017~)グローバルコア人材養成コース(2018~)環境マインド実践人材養成コース(2019~)2017年度から始まった「全学横断特別教育プログラム」2017年度からローカル・イノベーター養成コース、2018年度からグローバルコア人材養成コース、そして今年度から環境マインド実践人材養成コースを開始しました。学生が自身の専攻(学部)に加え「副専攻」のようにコースを履修、実践力を持った高度キャリア人材を育成する信州大学独自の教育プログラムです。環境マインド実践人材養成コースの企画・運営は環境マインド推進センター教育部門(平野吉直部門長)が行います。03

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