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文部科学省エントランス特別展示・情報ひろばラウンジイベント次世代リチウムイオン二次電池セルの試作品(モックアップ)展示映像で見る「信大クリスタル」の特徴実物展示EV信大クリスタルを搭載した製品、携帯型浄水ボトルNaTiO(2018年12月に上市)とティーバッグ型浄水メディア(試作品)クリンスイタンブラー(参考品)各種人工宝石・人工サファイヤインゴットなど「信大クリスタル」はハイブリッド車(HV)・プラグインハイブリッド車(PHV)に最適な高出力・高エネルギー密度、高耐久性を実現する材料にもなり、その材料の電池への適合性検討をプライムアースEVエナジー(株)と共同で研究し進めています。「フラックス法」により生まれる未来を変える結晶「信大クリスタル」の特徴と製品化への展開などをあますところなく紹介した動画を投影。現在信大動画チャンネルでもご覧いただけます。信大クリスタルは、「フラックス法」から生まれる!信大クリスタルは、信州大学手嶋・是津研究室が先導する無機結晶育成技術「フラックス法」“溶媒(=フラックス)を用いることで物質の融点よりもはるかに低い温度で単結晶を育成する技術”で得た高品質な結晶です。信州大学は、このフラックス法で育成した結晶材料全般を「信大クリスタル」の名称でプロデュースすることとし、商標登録を受けました。未来を変える信大クリスタル信州大学は令和元年11月中旬から約1ヶ月間、文部科学省のエントランス(新館2階受付横)で本学の誇る結晶化材料「信大クリスタル」を紹介する動画やパネル、実物などを展示しました。本学は平成30年に(株)トクラスとの産学連携で、水から効率的に有害物質を除去する吸着材を搭載した携帯型浄水ボトル「NaTiO」を製品化しました。この吸着材はフラックス法により育成された結晶で、これら結晶及び関連材料を「信大クリスタル」と命名、商標登録も行い、水・健康・エネルギーなどの主要分野での展開を進めています。「信大クリスタル」は医療分野に用いれば生体と医療機器のなじみを高め、モビリティ分野ではリチウムイオン二次電池の性能を向上するなど優れた材料で、その応用の広がりやSDGs(Sustainable Development Goals)達成への貢献も視野に入れた展示となりました。

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