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信州大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています11第7回シンポジウム~膜開発の成果とアフリカ水環境への新しい展開~アクア・イノベーション拠点(COI)研究開発は新たな局面に開会挨拶濱田 州博信州大学学長来賓挨拶西岡 ましほ 氏 代読(斉藤卓也 文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課長)来賓挨拶矢川 雄一 氏株式会社日立製作所研究開発グループCTI副統括本部長プロジェクト説明都築 浩一 プロジェクトリーダー株式会社日立製作所研究概況報告遠藤 守信研究リーダー信州大学特別特任教授研究概況報告山中 綾香高度情報科学技術研究機構研究員研究概況報告前田 瑞夫理化学研究所前田バイオ工学研究室主任研究員12:00~13:00 ポスターセッション13:00~13:15 開会挨拶 濱田 州博      来賓挨拶 斉藤 卓也 氏               (代読 西岡ましほ氏)、               矢川 雄一 氏13:15~13:30 プロジェクト説明 都築 浩一13:30~15:00 研究概況報告●高い耐ファウリング性と塩素耐性を有する カーボンナノチューブ/架橋芳香族ポリアミド 複合逆浸透膜(CNT/PA複合RO膜)  遠藤 守信●スパコンを利用したCNT/PA複合RO膜の 透水性のシミュレーション  山中 綾香●RO膜のファウリング機械学習モデルの構築  前田 瑞夫●CNT/PA複合RO膜モジュールを用いた 実海水での淡水化実証  大西 真人15:00~15:20 休憩・ポスターセッション15:20~16:20 研究概況報告●タンザニアにみる飲料水源の フッ素汚染とその対策  吉谷 純一●表面重合膜で切り拓く分離・センシング機能  木村 睦●水大循環シミュレーションの応用展開  高橋 桂子16:20~16:35 アクア・ネクサスカーボン-プラット フォーム(AxC-PF)の構築  上田 新次郎16:35~17:15 招待講演 ●逆浸透法巨大海水淡水化プラント(メガ-SWRO) の時代到来-日本はどう対応するか  栗原 優 氏17:15~17:25 講評  佐藤 順一 氏17:25~17:30 閉会挨拶  中村 宗一郎PROGRAM安全な水を適正な価格で世界の全ての人々に-。海水、排水、表流水など、多様な原水から安全、安心な水を造り、最小の自然負荷で提供できるシステムの開発と事業化を目指す、信州大学アクア・イノベーション拠点(COIプログラム)。造水イノベーションを目指す本プロジェクトは7年目を迎え、ナノカーボン膜の研究開発は実証試験設備における実海水での評価試験を開始するに至りました。また、国際貢献を視野に、アフリカ・タンザニアにおいて地下水から高濃度のフッ素を除去し安全な水を安定供給するシステムの研究開発にも着手しました。2019年12月17日に、中心企業である株式会社日立製作所の中央研究所日立馬場記念ホール(東京都国分寺市)においてシンポジウムが開催され、研究成果の社会実装に向けて加速する開発の概況が報告されました。

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