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10農産加工実習でブナシメジを使用したカレーを試作した際、地元テレビ局の取材があり、「夢は信大ブランドを商品化すること」とコメントしたことでブレイクし、試作を繰り返し、大学院生と一緒に商品のデザインも検討を重ね、「信大きのこカレー」を商品化。信大きのこカレーの姉妹品として「信大ハヤシ」も商品化。従来りんごジャムの製造は剝皮するので、果皮に含有するポリフェノールの一種で、抗酸化作用のある赤い色素(アントシアニン)が利用されていない。そこでプレザーブのプロセス残渣の紅玉の果皮から、信大工学部のシーズを活用した酵素反応液(赤い糖蜜液)を抽出し、従来のジャムにブレンド。果皮も果肉も利用した「まるごとりんごジャム」誕生。長野県が全国一位の生産量を誇る「えのきたけ」から抽出した免疫効果のある「えのきたけ抽出エキス」を使用し、信州産小麦粉、ポリフェノール豊富な信州産ソルガム粉、クランベリー、ラムレーズン、アーモンドフレークをなどを練り込んだグラノーラ風ステックパイ。信州産生乳50%使用。国立がんセンターとJA長野厚生連北信総合病院との共同研究により、免疫機能増強作用が確認されている信州産「えのきたけ抽出エキス」とプロバイオティクスビフィズス菌を配合した「信州発えのきヨーグルト」。インフルエンザワクチンの効果を増強することを確認(日本きのこ学会、長野県農村医学会で発表)。りんごについては、酸味と耐熱性のある果肉を特徴とする紅玉を選定し、りんごの存在感と食感を残すため、セミドライ品を使用した。またケーシングは「パリッ」とした食感を残すため、天然腸を用いた。「産業フェア in 善光寺平2012」でのアンケート調査の食味評価は、幅広い年齢層から支持。好評となった「信州発えのきヨーグルト」のドリンクタイプ。リンゴの果皮を酵素処理することで環境にも優しい糖蜜液の抽出に成功、電通が商標を取得、信州大学工学部と長野県農協地域開発機構が製法特許を取得。パワフル健康食品(株)が所在する長野県信濃町で栽培され、規格外となったトマトを有効活用し、乳酸発酵させ、これを主原料にした、ジュース、ゼリー、ソースで、健康をイメージした3種類の乳酸発酵食品を開発、商品化。小麦アレルギ―の子供も食べられるよう、小麦の代替えとして、長野市を中心に栽培されているグルテンを含まないソルガム(高黍)粉を使用した、卵、乳も使用せずにケーキが作れるミックス粉。商品の包材の開け口を切り、豆乳又は水とサラダ油を加え容器のままレンジで調理可能。(株)ダイマツが所在する長野県中野市は日本一の「えのきたけ」の産地である。醤油をベースとした味付けに、ピリッとした辛味を効かせ、減圧乾燥により製品化した逸品で、お酒のツマミに最高。長野市との共同研究信大きのこカレー信州大学工学部信大きのこハヤシ信州大学工学部信州産りんごソーセージ長野県農協直販(株)まるごとリンゴジャム信州大学工学部乳酸菌de発酵トマトシリーズ(ジュース・ゼリー・ソース)パワフル健康食品(株)果皮蜜(かひみつ)電通プロモート各社信州発えのきヨーグルト長野県農協直販(株)えのきパイ(株)ホーライ信州発えのきドリンクヨーグルト長野県農協直販(株)もふんにょ(ココアのしっとりもっち)(株)ミールケア信州えのきジャーキー(株)ダイマツ平成24年(2012)平成24年(2012)平成25年(2013)平成25年(2013)平成26年(2014)平成26年(2014)令和元年(2019)令和元年(2019)3年11)3年11)平成27年(2015)平成27年(2015)平成28年(2016)平成28年(2016)平成29年(2017)平成29年(2017)平成30年(2018)平成30年(2018)平成27年度文部科学省 職業実践力育成プログラム信州大学大学院総合理工学研究科「ながのブランド郷土食」社会人スキルアップコースプログラムNEXT PAGE

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