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16香川大学、信州大学、長岡技術科学大学及び広島大学の4大学(50音順)は、持続可能な経営に関する研究の推進とその研究成果の普及を目的として、地域経済の中で消費者と環境との共存可能なかつ持続可能な経営研究とその教育そして経営の担い手の育成等をおこなうためにサステナブル経営研究推進機構を設置、2019年6月24日に東京都内で協定締結式を挙行しました。協定締結式には、来賓として消費者庁次長の井内正敏様、環境省大臣官房長の鎌形浩史様そして文部科学省高等教育局専門教育課長の小幡泰弘様をお迎えしました。各省庁代表者のみなさまからはこの機構に対する助言や協力をいただけるとの心強い言葉をいただきました。推進機構設置の背景は、経済活動とそれに関連した企業活動がグローバル化する中で、地域経済や日本経済そして国際経済にも貢献する地域に根ざした中小企業等に対しても世界標準の消費者対応や環境対応が求められるようになったことがあります。そのような中で、共通する問題意識を持った香川大学、信州大学、長岡技術科学大学そして広島大学の4大学は、ネットワークが高度に発展した社会とあらたな消費者対応や環境対応を踏まえて、消費者政策と企業経営の適応そして環境政策と企業経営の適応を、SDGsに対応する形で提案していきます。4大学からは、各法人を代表して香川大学理事・副学長の片岡郁雄氏、信州大学長の濱田州博、長岡技術科学大学長の東信彦氏そして広島大学理事・副学長の宮谷真人氏が署名を行いました。当面の間は、信州大学に事務局を設置し、消費者庁、環境省、文部科学省等の協力のもとに、経済団体、企業などの関係団体と協力体制を構築し、わが国のみならず国際的にも通用するモデルとなるべくプラットフォームを開発することを想定しています。香川大学、信州大学、長岡技術科学大学、広島大学の4大学が連携して「サステナブル経営研究推進機構」を設置、協定を締結協定書をお披露目する各大学代表者(左から)香川大学理事・副学長 片岡郁雄氏、長岡技術科学大学長 東信彦氏、信州大学長 濱田州博、広島大学理事・副学長 宮谷真人氏松高・信大寮歌祭が2019年6月29日に、松本市の勤労者福祉センター大会議室で開催されました。今年は、信州大学創立70周年・旧制松本高等学校100周年記念事業の一環として、108頁からなる松高/信大学生歌・寮歌集を記念品として配付するとともに、思誠寮ののぼりを新たに2本作製し、贈呈しました。濱田州博学長の挨拶、旧制松本高校26回生の池川信夫氏の発声で乾杯のあと、大正、昭和の激動の時代に学生によって作られてきた歴代の寮歌が高唱されました。旧制松高や信大の卒業生のほか、二高、筑波大、東商大、四高、愛知大予科、島根大の卒業生や一般の方も含めて150名を超える参加者があり、学章の法被や高下駄、白線帽、袴などを身に着け、当時に思いを馳せながら初夏の陽気となった勤労者福祉センターに力強い歌声を響かせました。終盤では、学生歌「叡智みなぎる」、思誠寮歌「春寂寥」を信州大学交響楽団の伴奏により、混声合唱団と参加者全員で合唱し、オーケストラの心地よい音色に参加者の声が重なって、世代を越えた交流となりました。そして、信州大学前学長の山沢清人氏による挨拶のあと、最後に全員で旧制松高校歌を合唱し、盛会のうちに散会となりました。松高・信大寮歌祭を開催思誠寮歌「春寂寥」を信州大学交響楽団の伴奏により、混声合唱団と参加者全員で合唱した

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