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受け継がれる「教養主義」映像で見る信州「知の森」のあゆみ信州大学のあゆみ~信州の高等教育:黎明期から大学誕生まで~~信州大学の沿革と各学部の系譜~先人の弛まぬ努力で築き上げて来た「人類の知」-信州大学においては、「知の継承(教育)」と「新しい知の創造(研究)」によって、「知の森」を育んできました。 「知の森」とは、信州の地にしっかりと根を張った国立大学の使命として、総合大学ならではの学問分野を超えた協働・融合を通して、人と地球の持続可能な社会実現のために知の体系を確立するべく、地域とともにあゆんできた信州大学の在り様を示しています。 信州大学創立70周年・旧制松本高等学校100周年記念事業では、そのあゆみを各種映像(ムービー、スライドショー、パネル展示)で振り返ります。※これら3つのコンテンツは、追ってウェブサイトでも 公開いたします150年前、文明開化・富国強兵が国の方針であった時代-「国力の発展には、初等中等教育、高等教育を根本的に整えなくてはならない」という政府の方針の下、明治5年、国民誰もが教育を受けることができる、「国民皆学」を柱とした学制改革が始まりました。 明治30年代、政府は近代文明を牽引する人材育成のため、高等教育機関の増設政策を推進。これに呼応して、「教育県」信州における、高等学校設置、大学設置運動が展開されます。 明治~大正~昭和(戦前・戦後)にかけて、長野県の教育界、政界、一般大衆に至るまで、一貫して、高等教育機関設置への情熱は途切れることはありませんでした。 幾多の困難を乗り越え、昭和24年、ついに信州大学が誕生しました。その黎明期から大学誕生までの軌跡を、当時の貴重な資料と写真を多用した、3部仕立てのムービーで概観します。 信州の地に期待を担って誕生した信州大学-その建物やキャンパスの景観は、前身校の時代から地域とともに歩む中で、地域のシンボルともなりました。このスライドは、大学創立70周年を迎えるに当たり、各キャンパスを丹念に取材して作成した「信州大学歴史探訪マップ」の詳細バージョンです。各キャンパスの過去と現在、そして未来につながる姿をご覧ください。 松本高等学校の開校100年を記念して、旧制高等学校記念館、信州大学日本文学分野及び大学史資料センターが連携し、企画展「松高人名録(その一)」を行いました。戦前・戦中・戦後を通して、さまざまな分野で活躍した松高生20名のプロフィールを取り上げ、現代日本の発展において、旧制高等学校がいかに重要な役割を果たしてきたかを振り返ります。 「旧制高等学校といえば学生寮」というほど両者の結びつきは強く、全国から集まったエリートたちは、学校においては「教養主義」、寮においては「自治」の洗礼を受けながら、人間としての成長を遂げていきました。「自治こそ寮の誇りなり」「記念祭にかける情熱」「戦争と思誠寮生」「信州での寮生活」の4章仕立てで、松高生の青春を振り返ります。 信州大学は、戦前に設立された7つの前身校の伝統を引き継ぎ、昭和24年に発足しました。 信州大学の沿革と、各学部の前身校~現在までの系譜をパネル展示します。信州大学の「昔」から「今」に至るあゆみを、ご覧ください。 contents 1ムービー信州大学歴史探訪(キャンパスに刻まれた記憶)信州大学歴史探訪(キャンパスに刻まれた記憶)松高人名録(その一)思誠寮生の青春日記信州大学今昔(いまむかし)松高人名録(その一)思誠寮生の青春日記contents 2スライドショーcontents 3パネル展示第1部 旧制高等学校と大学設置運動第2部 旧制松本高等学校 前編・後編第3部 信州大学誕生旧制松本高等学校の学生と松本城18

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