信大医学部医学科研究紹介2019(日本語)
46/48

44大型分析機器を使って未知の世界へ !!基盤研究支援センターは、学内共同教育研究施設として、信州大学における遺伝子実験、動物実験、機器分析および放射性同位元素利用の各分野の有機的な連携を保ち、教育研究の向上と進展に貢献することを目的として、平成28年度に発足しました。機器分析支援部門は松本を拠点に、長野(工学)分室、伊那分室、上田分室の3分室を持ち、信州大学全体における機器分析分野の教育研究を支援しています。大型機器を活用した教育・研究を支援すると共に、企業や他大学との共同利用を推進し、積極的な支援を行っています。分析透過型電子顕微鏡・汎用透過型電子顕微鏡分析走査型電子顕微鏡・低真空走査型電子顕微鏡超解像共焦点レーザー顕微鏡組織切片数値解析システム・細胞イメージング解析装置フローサイトメーター(自動細胞分離解析装置)ゲノム解析装置(DNA塩基配列解析装置)質量分析装置(プロテオミクス解析システム)タンパク質相互作用解析装置精密粒度分布測定装置信州メディカルシーズ育成拠点は、地域のメディカル産業を飛躍的に発展させることを目的として、信州大学ヒト環境科学研究支援センター(現基盤研究支援センター)に設置されました。素材研究や超精密技術といった研究・技術シーズのメディカル領域への展開に不可欠な研究開発・評価分析機器を整備し、企業や他大学との共同利用を推進すると共に、積極的な支援を行っています。主な設置機器信州メディカルシーズ育成拠点基盤研究支援センター機器分析支援部門(支援部門長 古庄知己)超解像共焦点レーザー顕微鏡LSM 880 with Airyscanによる画像取得(左)核、ミトコンドリア、細胞骨格を蛍光標識した細胞の画像(右)  分析透過型電子顕微鏡  JEM-2100F腎臓の透過型電子顕微鏡像STEM像、および元素分析により得られた鉄と酸素の存在をマッピングした像STEM DFFe-KO-K

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る