2019環境報告書
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44信州大学は、男女共同参画社会の実現に努めることを社会的責務として、「信州大学男女共同参画行動計画」の下、多様な人材が育ち活躍できる環境づくりに向けて積極的に取り組んでいます。■ 大学内の保育園(信州大学おひさま保育園)  による保育環境の整備おひさま保育園は、乳幼児定員90名で、本学に勤務する教職員の仕事と育児の調和(ワーク・ライフ・バランス)をサポートしています。快適な保育施設の下、生後8週から受け入れ、認可保育園では難しい年度途中の未満児の受入にも柔軟に対応し、早期職場復帰希望者へも対応しています。■ 大学入試センター試験実施日における一時保育例年、土・日曜日に実施される大学入試センター試験においては、子育てしながら業務を担当する教職員の支援として、松本キャンパスと長野(教育)キャンパスにおいて生後2ヶ月から小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。■ 研究補助者制度による研究活動の支援 研究者が、出産・子育てまたは介護などで研究を中断しないよう、研究補助者を配置する制度を実施しています。研究補助者にはできるだけ本学の学生を起用し、将来のキャリアパスにつながるよう配慮しています。支援を受けた研究者は、研究時間を確保し、仕事と家庭の両立を図っています。また、研究補助者となった学生にとっても研究者の仕事を身近に見聞し、補助業務を経験することによって、自らのキャリア形成にも役 立っています。2.ハラスメント防止への取り組み1.男女共同参画への取り組み男女共同参画への取り組み05働きやすい・学びやすい環境づくり信州大学は、ハラスメント(嫌がらせ)のないキャンパスづくりに取り組んでおり、様々な機会にハラスメント防止に努めています。研修会活動新任教職員研修平成30年4月2日(月)、理学部C棟にて新任教職員を対象としたハラスメント防止研修を、イコール・パートナーシップ(EP)委員会委員長が講師となり実施しました。(受講者58名)ハラスメント相談員研修会平成30年6月26日(火)、松本キャンパス旭会館を主会場として、主にハラスメント相談員を対象とした研修会を、EP委員会委員長と学務部学生支援課長が講師となり実施しました。(受講者39名)ハラスメント防止研修会(事務職員)平成30年7月3日(火)、松本キャンパス旭会館を主会場として、全事務職員を対象としたハラスメント防止研修会を実施しました。株式会社フォーブレーン特定社会保険労務士・産業カウンセラー稲好智子氏にご講演いただきました。(受講者94名)ハラスメント防止研修会(各学部や附属病院毎に実施)長野県弁護士会にご協力いただき、人権擁護委員会委員の弁護士にご講演いただきました。啓発活動学生向け啓発活動ハラスメント防止リーフレット及びクリアホルダーを学部及び大学院の新入生に配布するとともに、新入生ゼミナールでハラスメントについて説明を行いました。教職員向け啓発活動ハラスメント防止・対応ガイドを配布しました。また、EP通信vol.9を発行しました。■ 平成30年度活動概要

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