2019環境報告書
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43農学部では、平成30年12月3日(月)に教職員、学生及び一般の方を対象とした「信州大学農学部環境講演会2018」を開催しました。今年度は、山形大学農学部の平 智 教授を講師にお招きし、『「地域創生」と環境-ユクスキュルとニーチェの視点から!?-』を演題とするご講演をいただきました。平講師からは、山形県鶴岡市のユネスコ創造都市ネットワーク食文化部門への登録支援と山形在来作物研究会の設立と運営という、二つの「地域創生」に携わったご経験を基に、「地方」の意味、「地域」のとらえ方、動物学者ユクスキュルの視点からの「客観的な環境の中の自己」、哲学者ニーチェの視点からの「地域資源の収集・再評価と新しい利用法を生み出す仕組みづくり」など、「環境」に関する普段とは異なる視点から大変貴重なお話をいただきました。地域住民代表と信州大学との懇談会を開催平成30年7月26日(木)信州大学は松本キャンパス旭会館において、松本キャンパス及び学生寮等の近隣の地域住民代表者と、毎年恒例となった懇談会を開催しました。懇談会には、各町会長・公民館長が60数名、学生団体・学生寮の代表約10名と濱田州博学長をはじめとする役員・教職員20数名が参加しました。住民代表の皆様からは、本学学生の町会行事や公民館行事への参加などに対する感謝もありつつ、学生が近隣の公共施設利用する際のマナー向上、地域で行う防災訓練への参加促進など、いくつかのご意見、ご要望を頂戴しました。引き続き行われた懇親会は、会場をあづみホールに移し交流を深めました。学生サークル「レトロ音楽倶楽部」による懐かしい歌も披露され、盛会のうちに終了しました。懇談会の様子濱田州博学長あいさつ農学部環境講演会2018を開催04地域社会への貢献についての取り組み

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