2019環境報告書
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17松本キャンパス松本キャンパスでは、ユニットと呼ばれる3つの部局から成っています。昨年度は環境教育ユニット、バガスモールドユニット、びかーるユニット(2019年度では環境教育ユニットとびかーるユニットを環境美化ユニットに併合)の3つに分かれていました。それぞれのユニットに目的があり、それを達成するための活動を行います。またユニット活動以外にも、他団体主催のイベントに参加したり、通年企画を行ったりもしています。ユニット活動■ 環境教育ユニット(2019年度、環境美化ユニットへ移行)子供向けワークショップの企画を主に行うユニットです。安曇野環境フェアという地域の環境イベントに参加したり、リサイクルバザーの中で環境教育ブースを出し、ゴミ分別ゲームやエコバッグ作りをしました。また、大学近郊の河川である女鳥羽川の水質調査等の環境調査も行っています。これらの活動を通して、地域の方へ環境啓発をするとともに、自らの環境意識を高めることを目標としています。■ バガスモールドユニットバガスモールドとは、サトウキビの搾りかすを原料とした土に還るお皿です。これを信州大学の学園祭で用いて、それを土に還す実験を行っています。使用したたくさんのお皿を土に還したり、木材の使用を抑えたりする事で森林保護やゴミの削減につながります。今年度も同様に松本市内の農家さんの土地をお借りして実験を行いました。5月下旬頃から開始し、7月中旬には堆肥化することが出来ました。また大学の学園祭の出展ブース内で堆肥化した土を配布してPRするなど、バガスモールドについて周知する活動も行いました。■ びかーるユニット(2019年度、環境美化ユニットへ移行)前年度まであった、美化ユニットとリサイクル市ユニットを併合したユニットです。名前の由来は美化+R(リサイクル)となっています。委員会の人以外の方々に実際に環境活動を行ってもらうことを活動目標として大学内外の清掃活動やリサイクル活動に取り組みました。秋ごろから始めた、大学構内の清掃では、大学のどこに、どのようなごみがよく落ちているのかを清掃しながら確認しました。まだデータが少ないため、次年度も継続して行っていきます。

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