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TOPICSグリーンサイエンス科目群信州大学理学部では、「グリーンサイエンス」をキーワードとして教育・研究活動を推進しています。現在の世界が抱える多種多様な問題に立ち向かうには、特定の専門分野に偏らない幅広い基礎知識と応用力が求められています。そのような力を身につけるために、左に掲げる授業を開講しています。グリーンサイエンス通論Ⅰ・Ⅱ物理学概論Ⅰ・Ⅱ化学概論Ⅰ・Ⅱ生物学概論Ⅰ・Ⅱ地学概論Ⅰ・Ⅱ物理学実験化学実験生物学実験地学実験微分積分学Ⅰ・Ⅱ線形代数学Ⅰ・Ⅱグリーンサイエンス科目群サイエンスラウンジ上級生や大学院生が下級生の学習相談に応じる場として、サイエンスラウンジを開催しています。下級生と上級生のつながりができ、上級生は下級生を教えることによって理解をさらに深めることができます。また、エントランスホールやリフレッシュラウンジに気軽に自習できる場を設けてあります。実験・フィールドの前後の自習やグループで学習する風景が日常的に見られます。グローバル人材の育成異文化を理解し多様な人とコミュニケーションをとるグローバルな力を獲得するためには、英語を「使える」形で確実に習得できるようになることが重要です。そこで信州大学理学部では、平成27年度入学生から、1年生に対して年2回 TOEIC-IPの受験を義務づけるとともに、日本人学生が英語で留学生や外国人研究者と交流する場としてインターナショナル茶屋を開催しています。アドバンスゼミ アドバンス演習・実験・実習アドバンス科目では、意欲に満ちた学生に先進的な学習内容を提供するために、通常授業では扱えない発展的な内容を扱います。高年次になると、指導教員のもと自身でテーマを定めて研究を行うことがあります。魅力的な研究に対して研究費を支援する制度もあり、研究費の支援を受けた学生の中には、サイエンス・インカレに出場し、表彰される学生もいます。 理学部 FACULTY OF SCIENCE【 4年間の流れ 】各学科・コースの専門科目を履修することによって、深い専門性と応用力を身につけ、卒業に向けて「リガクを生きる」術に磨きをかけていきます。全ての学科・コースに次の3つのプログラムがあり、自分の興味や目指す進路に応じて、自分にあったリガクを学びます。特色ある授業紹介1年次2年次3年次4年次大学院修士課程総合理工学研究科まずは 「リガクを生きる」 ための基礎体力 づくりから。英語や一般教養に加えて、グリーンサイエンス科目を履修して理学の基礎を学びます。これにより、「リガクを生きる」ための基礎体力をつけて、より専門性の高い各コースの専門科目の履修に進みます。博士課程総合工学系研究科標準プログラム 自コースの専門知識を習得します。学年があがるにつれて「リガクを生きる」術の専門性が高まっていきます。卒業後は専門性のある高度専門職業人や専修免許保持教員となるように大学院までの6年一貫履修を目指します。先進プログラム 上記の標準プログラムに加えて、アドバンス科目を履修、大学院の科目を先取りして履修することにより、一歩進んだ内容、より深い内容まで踏み込んで学習します。6年一貫履修および短期修了による学位(修士・博士)取得を目指すので、卒業後は大学院に進学して、例えば研究者を目指す人にぴったりのプログラムです。研究室に配属されて、これまでに身につけた「リガクを生きる」術を駆使して卒業研究に取り組みます。学際プログラム 自コースの専門科目に加えて、他コースや他学部の科目を履修して、専門性と幅広い知識を身につけます。例えば、広い知識が必要なアクチュアリーや博物館学芸員を目指す人にぴったりのプログラムです。 自コースの専門科目の履修卒業研究卒業研究卒業レポート大学院科目の先取り履修他コース・他学部の科目の履修自コースの専門科目+アドバンス科目の履修 自コースの専門科目の履修SHINSHU UNIVERSITY26

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