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TOPICS「信大YOU遊未来(Chance)」~地域に根ざした教育実践活動~教育学部には、教育実習をはじめとする大学の授業のほか、課外活動でも、地域の子どもたちと出逢い、触れ合うことのできる多くの機会があります。中でも「信大YOU遊未来(Chance)」は、大きな活動のひとつです。YOU遊の活動は、≪学校でも塾でもできない体験学習教室を、大学のキャンパスで≫をコンセプトに、20年以上も前に始まりました。現在では、青木村や麻績村などの地域とも連携し、活動の場を広げ、学生たち自身が考えた企画で子どもたちを迎えています。遊びの中で様々なことを感じ、学び、成長する子どもたちの姿を通じて、学生もまた、新たな発見・気付きを得ることができるでしょう。みなさんもぜひ、こうした活動に積極的に参加してみましょう!教育実習(Ⅰ・Ⅱ)3年次には教育実習Ⅰとして4週間にわたり附属小・中学校で教育実習を経験します。教育実習は臨床経験の中心をなすものであり、義務教育の現場で児童・生徒の育成に直接関わることを通して、教育の目的や内容・方法を学び、教師としてのベースを身につけていきます。4年次には教育実習Ⅱとして、3年次とは校種(小学校・中学校の別)をかえて教育実習を2週間実施し、実習や省察を通して、初等・中等教育の一貫性について理解を深めます。教育実習は、児童・生徒に「教える」という行為を通して、自らの行為と児童・生徒の反応の双方とから、授業における教師としての姿勢や態度、さらには教えるという行為の持つ多様な意味を「学んでいく」という貴重な体験であり、教師としての学びの履歴を蓄積していく第一歩となる授業です。教職実践演習教職実践演習は、4年次に通年集中型の授業として、「大学キャンパス内での演習授業」と、学外での多様なジャンル・地域・実習内容から選択する「社会貢献チャレンジ」を織り交ぜる形式で実施される教職課程の総まとめの授業です。文部科学省の定める「使命感・責任感・教育的愛情」「社会性や対人関係能力」「幼児・児童・生徒理解」「教科等の指導力」の4つの観点について、学生が自分の強みと改善点について自己分析しつつ、自身の課題を見きわめる目的として位置づけられている最終授業です。 教育学部 FACULTY OF EDUCATION【 4年間の流れ 】教育学部では、「臨床の知」を学生一人ひとりに保証するために、体系的な教員養成カリキュラムを提供しています。全学年を通じて学校現場を経験できる、大学内外の教育現場で学べる体制がとられている、各分野のプロフェッショナル教員がそろっている…など、現場で個々の子どもたちと向き合う『臨床力』、そして本当のチカラを伝達する『一流力』を育むための教育内容・方法が充実しています。特色ある授業紹介1年次2年次3年次4年次1年生対象専門科目新入生ゼミナール科目、附属学校園などで教育現場にたつ臨床経験科目、専門科目などを履修します。共通教育科目教養科目、外国語科目、情報科目、健康科学科目で幅広い知識を身につけます。専門科目(必修/選択)各コースの必修科目・選択科目などに加え、教員免許の取得に必要な科目を履修します。教育実習で教師としてのものの見方や心構えなどを身につけるとともに、専門科目の履修を通して教科に関する知識や教育制度、職務内容、指導法など、教師として必要な知識を修得します。卒業論文・研究学修の集大成として、各自が設定した課題に取り組みます。年度末には卒業研究発表会を実施します。 教科教育学の知 各教科の教育内容と指導法に関する知 教育科学の知 教育/学習と子どもの変容と支援に関する知 専門知/科学的な知・技術 自然科学・社会科学・人文科学・芸術・スポーツに関する知臨床の知3年次4年次 省察(振り返り)教職実践演習教育実習Ⅱ臨床経験の知幅広い豊かな教養、理論的・批判的思考力の修得 教育実習Ⅰ教育臨床演習教職・カリキュラム論1年次2年次SHINSHU UNIVERSITY18

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