信州大学海外留学ガイド2019
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8信州大学 グローバル化推進センター(GEC) 私がこの研修に参加した目的は、英語を学ぶこと、海外の生活を体験することでした。 マレーシアでは日本と異なる環境に苦戦しましたが、現地の学生などの助けもあり、なんとか乗り越えることができました。 印象に残ったのは多民族国家であるマレーシアでは、異なる宗教、文化を持つ人々が互いの違いを受け入れ、尊重し合って生活していることでした。これは、日本ではあまり普通のことではないと思うと同時に、東京五輪を控え、多くの外国人を迎える日本人に必要な精神だと思いました。 大学の授業はすべて英語で行われ、理解が難しい部分もありましたが、現地の学生の勤勉な態度にとても刺激を受けました。 マレーシアでは見たもの、したこと全てが貴重な経験となりました。また、英語だけでなくマレーシアの文化や国民性についても勉強でき、予想以上の成果を得られたので研修に参加して良かったと思います。 イギリスに行ってみたいというのが、私の小さい頃からの夢でしたが、英会話が苦手な私にとって参加するための一歩が中々踏み出せずにいました。この研修に参加したきっかけは、友人が参加すると言ったからです。私は自分から何かをする自信がなく、そんな自分を少しでも変えるきっかけにしたいと研修に臨みました。実際に現地での授業やホームステイを通して、今の英語力不足を痛感しましたが、会話や授業に、積極的に関わることができたと思います。 この研修では様々な分野の授業を受けることができ、例えばイギリスの建築についての授業では実際に先生とオックスフォード内を歩き、イギリスの歴史と文化について学びました。私は建築について全く興味がありませんでしたが、授業を受け今まで知らなかったことを知り、自分の知識への糧となったと感じます。また、実際に異文化の中で生活することで、物事に対する考え方や、自身の視野を広げて見るとことを大切にしたいと実感させられました。 少しでも一歩を踏み出す事が自分のためになるのだと、この研修に参加して本当に良かったと思っています。 ネパール農業実習では、標高が変わると植生や農業形態がどう変化するのか、ネパールで行われている農業と日本との違い、市場とスーパーマーケットで売られている野菜の比較、家畜について、マルファ村で活躍しているJICAの方の活動等を学びました。夜のミーティングでその日に気づいたことや分からなかったことをみんなと共有したので、他の人の考えや気づきを聞けて面白かったです。農学関係、生活に関わること、人など、日本とネパールとの違いに気づき、何故違うのかその背景を考えることができ、実習前よりも考えるクセがつきました。また、世界には自分の知らないこと、人がいるのだと実感し、知らないから拒否するのではなく受け入れるという姿勢も身につきました。実習中には語学力、専門知識等の不足を実感したので、今後励んでいこうと思いました。そして、実習を通して素敵な方々に会えたこと、最高の経験が出来たのは周りのサポートがあったからです。ありがとうございました。 本研修は、ハワイ大学の教授から、ハワイの経済・社会問題、歴史、環境についての講義を直接受けるというものでしたが、それらの講義には座学だけでなくフィールドワークも多分に含まれており、非常に濃密な内容となっていました。また、英語で授業を受けるということ、つまり、英語を学習の対象ではなく、学習のツールとして扱う経験は、非常に刺激的で、大学における英語学習を象徴しているように感じました。 講義時間外においても、現地のNPO法人を訪問したり、オアフ島内の様々な観光地を訪れたりするなど、社会学習も時間の許す限り行うことが出来ました。さらに、ハワイ大学の学生と交流する機会もありましたが、その体験の中で得た、英語を通じて多文化の人と繋がることが出来る喜びや、言いたいことを上手く英語で伝えられないもどかしさは、現在の私の英語学習へのモチベーションを生み出す確かな糧となっています。 語学学校の授業はドイツ語のみで行われ、難しく感じることもありましたが、リスニング力や分からない意味を推測する能力を鍛えるには最高の場でした。出発前は、自分のドイツ語に自信がありませんでしたが、現地の生活の中で、ドイツ語を使うことが楽しいと思うようになりました。個人視察では、初めて訪れた国を個人で移動し、学校などを訪れ、英語とドイツ語を駆使して現地の方にお話を伺いました。事前準備と自分の足で行動することを通して、自ら決めたテーマを調べ上げるという経験は、自分を大きく成長させたように思います。「ドイツ環境ゼミ」としてドイツを訪れたからこそ出来る経験が沢山あり、新たな人脈も出来るなど、滞在中の日々はとても充実していました。大学1年という時期に、第二外国語を現地で実際に使い、「環境」に対してより広く、新しい視野を得られたことは、かけがえのない体験となりました。 今回の研修は海外での医療がどのようなものか知りたいと思い参加しました。このプログラムには病院の見学やシンガポールの医療大学の見学が含まれていました。出発までに何度もオリエンテーションを行い,たくさん準備をした上でシンガポールに行きました。 シンガポールの病院では実際の理学療法士の現場を見学し、理学療法士の制度が日本とは違うことが多かったのでとても興味深かったです。また日本よりもIT技術が多く導入されていたので今後日本もこのようになっていくのかなとも感じました。研修のない日は観光に行きました。シンガポールはたくさんの観光地がありすてきな都市だと感じることもできました。 今回参加して自分の興味のあることを知ることが出来て、見学できて本当によかったと思います。工学部2年〈留学時〉 篠しの原はら 大だい紀きさん人文学部1年〈留学時〉 根ね橋ばし 妙た恵えさん農学部2年〈留学時〉 島しま袋ぶくろ 稚わか子こさん経法学部1年〈留学時〉 松まつ原ばら 祥あきらさん農学部1年〈留学時〉 宮みや嶋じま 真ま由ゆさん医学部2年〈留学時〉 林はやし 萌もえ加かさん各学部主催短期海外研修プログラム体験談工学部主催グローバルエンジニア育成のための工学部マレーシア短期研修(マレーシア)農学部主催農業・食糧分野における国際協力で活躍出来るグローバル人材の育成(ネパール)全学教育機構主催「ドイツ環境ゼミ」:環境マインドをもったグローバル 人材育成のためのドイツ視察 研修プログラム(ドイツ)経法学部主催ハワイ大学研修 (アメリカ)人文学部主催オックスフォード・バススパ大学における人文学短期研修プログラム(イギリス)医学部保健学科主催シンガポール夏期海外単位認定プログラム(シンガポール)

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