信州大学工学部2020
5/60

05進めていく雰囲気ですね。他にはないんじゃないでしょうか?ノムーン: 私にとって、長野という場所もポイント。自然あふれる環境で、流行り廃りに振り回されることなく研究に打ち込めます。入野: 共同研究も多くて、企業と同じスピード感で実用化を進めることもできるよね。大学が産業と結びついていると感じます。大竹: 信大には、工学のイメージを塗り替えられるなにかがきっとある。それは、ここに来るまではわからなかった。佐藤: そう!新しい工学が、ここから始まる。みなさんには、ここで、なにか一つ専門性という名の武器を身に着けて、分野を、世界を越境していってほしいですね。香山: 工学を生産道具にとどめず、問題解決手法にとどめず、社会に新たな発想、幸せのかたちを提示していく学問に。それができるのが、多様な視点を持って、分野を飛び越えていく技術者。そして、その担い手になるのは、これを読んでいるみなさんかもしれません!!佐藤: 信州大学が掲げてる「新・工学」ってみんな知ってますか?目指すのは、まさにいま私たちが話してきたこと。工学を工学だけのものにせず、私たちの暮らしにほんとうに貢献していくことです。大竹: 社会の課題と結びつけて、分野を越えたイノベーションを生むことですよね。実際、私がいま専攻しているのは無機化学で、教授と一緒に生み出そうとしているのは次世代のクルマ、そして新たな移動体験です。香山: 私が研究する学習支援工学もまさに分野の融合。誰もやっていない分野をやろうと思ったら、工学×教育分野でした。信大工学部は、工学を横断していろいろ生み出すにはぴったりの環境じゃないですか?髙田: たしかに!僕はこの前、分野の違う先生たちとアフリカにフィールドワークに行って、まさに多様な視点に触れました。取り組む研究が応用できる領域ってほんとうに多いと実感しました。藤原: アフリカまで行っちゃうんですね!! 僕が信大ならではだと思うのは、教授と学生が一緒になってワイワイガヤガヤしながら新・工学は何ができる?信大から生み出せ、越境する専門性!

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る