信州大学工学部2020
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他分野との幅広い接点があり、企業との共同研究が多いのが工学部の特徴です。工学を網羅的に学ぶことで視野を広げながら、化学領域の専門性を深めることができます。現在私が興味を抱いているのは医療分野に化学を役立てること。分野を越えた研究で新しい医療をつくり、社会に貢献したいと思っています。医療に工学が活かせる時代が来ている。物質化学科 川瀬 美桜(三重県出身)物質化学科 中島 聡一郎(茨城県出身)世界から注目を浴びる様々な研究を充実した設備で行うことができる信州大学は他にはない存在です。全国、そして世界でも有数な環境の中で、僕は新たな価値を生み出す材料研究に力を注ぎ、画期的なプロダクトをつくっていきたいと考えています。全国有数の先端研究環境の中で。MessagesfromStudentsカリキュラム1年次生から化学に関する幅広い知識の習得を始められるように、4年一貫教育のカリキュラムを編成しました。1~3年次には基礎的な知識と技術とを培い、それをもとに4年次に物質化学科で行われている様々な研究からテーマを選んで卒業研究を行います。1年次(主な科目)□ 物質化学セミナー□ 物質化学入門□ 一般化学Ⅰ、Ⅱ□ 微分積分学Ⅰ、Ⅱ□ 力学□ 生物学A、Bなど2年次(主な科目)□ 生物化学、分析化学□ 有機化学Ⅰ、Ⅱ□ 無機化学Ⅰ、Ⅱ□ 物理化学Ⅰ、Ⅱ□ 分析化学実験□ 無機化学実験□ 物理化学実験3年次(主な科目)□ 化学工学□ 高分子化学□ 先進材料工学演習、無機材料化学□ 有機合成化学、有機構造解析□ 生物有機化学、生物化学工学□ 有機化学実験□ 生物化学実験4年次(主な科目)大学院□ 卒業研究□ 物質化学演習□ 修士課程□ 博士課程教育の特徴231「先進材料工学プログラム」、「分子工学プログラム」、「バイオ・プロセス工学プログラム」。豊かで持続可能な社会を実現するための3つのプログラムを展開しています。卒業後は、化学、医療、電機、精密機械、自動車、食品、金属・鉄鋼などの各分野のエンジニアとして活躍する他、公務員として社会に貢献します。大学院へ進学する学生も数多く存在します。信州大学ならではの先鋭領域、「環境・エネルギー材料科学研究」や「カーボン科学研究」などとのつながりにより、独自かつ先端的な教育が展開されています。などなどなど26

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