工学部_研究紹介_2020_日本語版
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分野横断型テーマに取り組む研究者集団共同研究センター【参画教員】【工学部教員以外の構成員】電子情報システム工学科:教授半田志郎(p.33)教育学部:教授寺沢宏次ヘルコミラボ㈱:代表取締役金子敬介電子情報システム工学科:教授笹森文仁(p.25)工学部:研究員岡島英男(信州大学発ベンチャー認定)電子情報システム工学科:准教授田久修(p.29)工学部:研究員南澤俊孝電子情報システム工学科:准教授小林一樹(p.24)工学部:技術部滝澤君明•研究シーズこれまでの成果・これからの展望研究キーワード観光ICT・可視光ビーコンガイドシステム健康ICT・認知症スクリーニングテスト(Go/No-Go課題)•観光ICT: 可視光通信を用いた多言語対応展示物案内システム•健康ICT: 健康データの収集・解析システム•両ICTに係る無線アクセス技術:コグニティブ無線によるIoT及び公共無線ネットワーク構築の検討地域ICT研究会【LICT】図1: 可視光ビーコンガイドシステム図2: Go/No-Go課題専用機器•観光ICT: 可視光通信を用いた多言語対応展示物案内システム(可視光ビーコンガイドシステム)スマートフォンやタブレット等の端末に装着した受光機にLED照明の光をかざすだけで、自動的に展示物のガイドが再生されます。隣接する他のLED照明の光に影響されること無く、所望の展示物のガイドを配信できます。複数の言語で展示物のガイドを準備しておくことで、端末の言語設定に応じた母国語でガイドを再生できます。長野県立歴史館等で実証実験を繰り返しながら、システムの改善につなげています。•健康ICT: 健康データの収集・解析システム運動とコミュニケーションの実践が脳の活性化に繋がることから、寺沢宏次教授の指導の下で、身体計測・体力測定・脳機能検査を行いながら、多数のコミュニティで運動習慣の継続を進めています。モチベーションを高めるために健康データを収集・解析してフィードバックする方法の効率化が重要課題になっていることから、ICT・IoT技術を用いたシステムの検討・実証を実施しています。認知症予防に関してはヘルコミラボ㈱とも協働して取り組んでいます。【参画教員】電子情報システム工学科:教授香山瑞恵(p.23)、教授笹森文仁(p.25)、准教授小林一樹(p.24)、准教授阿部誠(p.19)、准教授田代晋也(p.29)機械システム工学科:教授千田有一(p.51)、准教授中山昇(p.57)、准教授山崎公俊(p.59)建築学科:教授高村秀紀(p.61)、教授寺内美紀子(p.62)、准教授柳瀬亮太(p.64)、助教中谷岳史(p.66)工学基礎部門:准教授Pauline N.Kawamoto(p.70)、准教授松岡浩仁(p.71)総合医理工学研究科:教授佐藤明生•研究シーズこれまでの成果・これからの展望研究キーワードリハビリ機能解析,⾒守りセンシング,⾏動デザイン,建築・省エネ,⾒守り⽀援機器,バイタルセンシング,IoT,⽣活⽀援ロボット,触覚センサー•触覚センサーを搭載した車いす(図1)•施設の室内環境の快適性と省エネルギー評価技術(図2)•日常行動と機能訓練が融合した内部空間の設計技術•IoT技術応用による人の行動モニタリングおよび解析技術•自然に人間の行動を誘導する心理学や認知科学に基づく行動のデザイン•工学技術応用によるリハビリ機能解析技術の構築を行います•センサ技術が、介護現場の見守り問題の解決に寄与します•介護施設の省エネ化、およびQOL(QualityofLife)の向上に寄与する住環境設計を考えます•バイタルセンシングやIoT技術によって高度モニタリング技術を構築します•介護施設入居者と介護者の双方がストレスなく行動できるための方法を検討します•近未来の介護現場のモデル構築を目指します介護の未来研究会図1触覚センサーを搭載した車いす図2サーモカメラ画像による断熱補強箇所の明確化信⼤⼯学部介護施設地域⾏政企業図3地域と連携した介護・福祉のソリューション技術の開発基盤となる⼯学技術・バイタルセンシング・ICT、IoT、通信・センサ・ロボット・建築設計/省エネ76

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