教育学部研究紹介2019
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5教授徳とく井い 厚あつ子こ【研究分野】異文化間教育、日本語教育【研究テーマ】地域の外国人支援のためのコミュニケーション研究〈著書〉単著:多文化共生のコミュニケーション アルク、日本語教師の「衣」再考 くろしお出版共著(分担執筆):対人関係構築のためのコミュニケーション入門 ひつじ書房、異文化間コミュニケーション入門 創元社、異文化コミュニケーション研究法 有斐閣、異文化間教育学の研究 ナカニシヤ出版、日本語教師のためのコミュニケーション研究 くろしお出版、多文化教育をデザインする 勁草書房、文化接触における場としてのダイナミズム 明石書店、言語教育とアイデンティティ 春風社、共生ーナガノの挑戦 信濃毎日新聞社NO PHOTO教授東ひがし原ばら 義よし訓のり【研究分野】教育工学(ICT活用教育、教育システム・教材開発)【研究テーマ】デジタル教科書・教材システムの開発および自治体の教育の情報化促進  これからの時代をたくましく幸せに生きていけるように、児童・生徒が基礎的な知識・技能を取得し、それらを働かせて、答えが一律に決まっていない現実の問題を、多様な他者と協働して解決する力を育てるために、いかにICTを活用したらよいかに挑戦しています。たとえば、デジタル教科書と連携して動作する個別教材、表現・協働学習用ツールの開発、指導方法の開発とその普及のための研究を行っています。インタラクティブスタディ、スタディネット、スタディノートはその代表的な成果物です。 研究成果を背景に、文部科学省、総務省、長野県教育委員会などの教育の情報化に関係する各種委員、東京都日野市、長野県飯田市、伊那市、喬木村など自治体の教育情報化アドバイザなどを務めています。准教授小こ池いけ 浩ひろ子こ【研究分野】異文化間コミュニケーション【研究テーマ】異文化間コミュニケーションコンピテンス 異文化間コミュニケーション学の最終目的は、異文化を知ることや外国語の学習ではなく文化の異なる人たちと友好的・効果的交流ができる人材育成に関すること。前提として文化の違いを学び、異なる文化間でどのように受け止められるのかも学びます。そして異なる文化の人々がより良い交流をするにはどのようなコンピテンス(コミュニケーション能力)が必要なのか検討します。国内の個人差や地域差も異文化と捉えます。家族でも友人間の行動の仕方、考え方の違いにどのように対応するかも考察します。現代教育コース准教授安あ達だち 仁ひと美み【研究分野】教育方法学、キャリア教育、授業分析【研究テーマ】総合的な学習におけるキャリア意識の形成/ユネスコ活動が青年のキャリア形成に与える影響 世界中の至る所で、たくさんの授業が行われています。しかし、見えているのは氷山の一角のようなものにすぎず、人の学びは学校や授業やという枠を飛び越えて息づいています。そして、“昼間の星”のように目に見えなくても時が経つと輝く何かを持っているのです。学びを通して人は生活を築き、人生を歩んで行きます。研究室では見えるものだけではなく、目に見えない部分も大切にしながら、学ぶことと生きることについて追究しています。キャリア教育の授業案を考え、実践し、生徒の学びの様相を授業分析すること通して、実証的に学びます

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