教育学部研究紹介2019
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28家庭科教育コース教授山やま岸ぎし 明あき浩ひろ【研究分野】住居学、建築計画原論【研究テーマ】建築熱環境の分析/歴史的建造物の保存と活用/家庭科住居領域の学習著書:<建築学テキスト>建築環境工学 環境のとらえ方とつくり方を学ぶ(共著)/Environmental Ergonomics - The Ergonomics of Human Comfort, Health, and Performance in the Thermal Environment(共著)論文: IMPROVEMENT OF THERMAL ENVIRONMENT IN BRICKWORK LIBRARY CONSTRUCTED AT THE MEIJI ERA – Research on preservation and application of historic buildings –(単著)/小学校の普通教室における掲示物の実態と児童の意識に関する事例研究(共著)/中学校家庭分野の住まいの安全についてのICTを活用した授業実践(共著)/住宅の地域性に関する研究―長野県の公営住宅を事例として―(共著)教授三みつ野のたまき【研究分野】被服学 【研究テーマ】衣服圧/着圧ウエア(体脂肪燃焼、むくみ解消ソックス等)の開発/着圧がヒトに及ぼす影響    衣生活のQOLを向上させるためのヒトと服との関係を調ベています。着心地の一指標となる、衣服圧を測定する装置を開発しています。この装置を使い、ヒトが衣服を着用した時の衣服圧とその圧感覚を調べ、効果的な着圧の体部位とその強度を調べています。同時に呼吸代謝、筋活動、皮膚温、血流などの生理情報を併せて解析し、快適な着圧ウエアを開発してます。論文:最近の衣服圧事情/ Most Eective Exercise Load for Burning Body Fat with Aerobic Exercise in Young Japanese Women/ Which support pants are the most eective for burning body fat?/ 体脂肪燃焼効果を増強する衣服の開発/ Three Dimensional Motion analysis of the Bending Exercise of the Knee Basis for the Development of a Support for the older Adults等。教授高たか崎さき 禎さだ子こ【研究分野】食物学【研究テーマ】食品の調理・加工特性及び機能性に関する研究など 「食品の調理・加工特性及び機能性に関する研究」や「家庭科における食生活の教育に関する研究」に取り組んでいます。 食を通して健康の維持増進ができるようグルテンを含まず高機能性物質を豊富に有する雑穀の一つである信州産ソルガムきび粉を用いてパンの製造にチャレンジしています。また、健康長寿である長野県の食文化を次世代に継承する目的で、昭和35年から45年頃に定着していた家庭料理の調査研究を行っています。 おいしく食べて健康づくりをめざしています。 「家庭科」は、生命の維持や心身の成長発達などに関わる人間の基本的な営みが行われる家庭生活を主な学習対象としています。そこで、本コースでは生活経営、衣生活、食生活、住生活、保育に関わる専門的な知識・技能とその指導法を学びます。家庭生活における課題解決と支援の方策を追究するために、関連する諸科学における研究成果を総合的に活用し、生活を工夫し、創造できる力を備えた教員の育成を目指しています。家庭科教育コース

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